聴覚におけるNMDAレセプターの役割-光学的活動電位の測定を用いて-

NMDA 受体在听力中的作用 - 使用光学动作电位测量 -

• 批准号: 10671622
• 负责人: 山下 敏夫
• 金额: $ 1.22万
• 依托单位: Kansai Medical University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 1998
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1998 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-10671622/
• 关键词: NMDAノックアウトマウス; 膜電位感受性色素; 光学的測定; 蝸牛神経核; 前庭神経核

本研究の最終的な目的は、NMDA受容体サブユニットのε1、ε4を人為的に欠失させたミュータント・マウスを用いて、脳幹レベルでの神経伝達を膜電位感受性色素を用いた光学的手法によって検討することによりNMDA受容体サブユニットのε1、ε4の聴覚系における役割および、聴覚伝導路における受容体サブユニットの関与を明らかにすることにある。本年度はその準備段階として新生児マウスの脳幹スライスを用いて聴覚伝導路の光学的計測を行った。神野らの方法に準じて、水冷下に脳幹スライスを作成し、33度の人工脳脊髄液下で膜電位感受性色素NK-3041を付加した。微小電極で第8脳神経を穿刺することで前庭蝸牛の同時刺激を行った。測定装置には浜松ホトニクス社製ARGUS50/PDAを用いた。第8脳神経への電気刺激に応じて蝸牛神経核、前庭神経核の領域から脱分極に伴う光学的シグナルをとらえることができた。時間的空間的な興奮の伝播の様子を可視化することができた。さらにこれらのシグナルは節前線維のAPと思われる成分とシナプスを介した後のEPSPと思われる成分からなることがわかった。現在これらのシグナルの薬理学的検討を行っている段階である。

本研究的最终目的是使用NMDA受体亚基ε1和ε4已被人为删除的突变小鼠，并使用膜电压敏感染料通过光学方法分析脑干水平的神经传递。阐明NMDA受体亚基ε1和ε4在听觉系统中的作用以及受体亚基在听觉通路中的参与。今年，作为准备步骤，我们使用新生小鼠脑干切片对听觉传导通路进行了光学测量。按照Jinno等的方法在水冷下制备脑干切片，并在33摄氏度的人工脑脊液下添加膜电压敏感染料NK-3041。通过用微电极刺穿第8脑神经来同时刺激前庭耳蜗。使用的测量装置是Hamamatsu Photonics制造的ARGUS50/PDA。为了响应第八脑神经的电刺激，我们能够捕获与耳蜗和前庭核区域去极化相关的光信号。我们能够想象兴奋的时间和空间传播。此外，这些信号被发现由一个看起来是节前纤维的 AP 的成分和一个在穿过突触后看起来是 EPSP 的成分组成。我们目前正处于这些信号的药理学研究阶段。