電気生理学的アプローチによる微小循環系に対する吸入麻酔薬の作用機序解明

使用电生理学方法阐明吸入麻醉剂对微循环系统的作用机制

基本信息

批准号：
08671720
负责人：
山崎光章
金额：
$ 1.22万
依托单位：
Toyama Medical and Pharmaceutical University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
1996
资助国家：
日本
起止时间：
1996 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は、ラット腸間膜動・静脈の膜電位およびカルシウム電流に対する3種類の吸入麻酔薬の影響について、その作用機序を細胞レベルで明らかにすることを目的とした。血管平滑筋の膜電位は、生理的範囲において血管壁にかかる張力と比例関係にある。0.5および1.0MACのハロセン、イソフルレン、セボフルレンがin situにおいてラットの抵抗血管および容量血管である腸間膜動・静脈の膜電位を深くした。その程度は、高濃度ほど(0.5<1.0MAC)また麻酔薬の種類ではイソフルレン<セボフルレン<ハロセンの順に膜電位を深くした。交感神経を6-hydoroxydopamine等により遮断すると膜電位は深くなるが、吸入麻酔薬を高濃度(1.0MAC)適用させると、膜電位がさらに深くなった。すなわち、0.5MACでは交感神経を介さない血管平滑筋に対する直接抑制作用が認められ、1.0MACでは直接作用のみならず交感神経を介する抑制作用も認められた。また、血管平滑筋に対する直接抑制作用を調べる目的にて、パッチクランプ法をもちいて腸間膜動・静脈のカルシウム電流に及ぼすこれら吸入麻酔薬の影響を調べた。そしてこれら吸入麻酔薬が濃度依存性にカルシウム電流を抑制することを発見した(未発表データ)。これらの成績は、今後、学会での発表(一部は、1996 FASEB annual meetingおよびASA annual meetingにて発表済み)を経て、雑誌(Anesthesiologyへ投稿中)への掲載を行っていく予定である。

本研究的目的是在细胞水平上阐明三种吸入麻醉药对大鼠肠系膜动脉和静脉膜电位和钙电流的作用机制。血管平滑肌的膜电位在生理范围内与施加在血管壁上的张力成正比。 0.5 和 1.0 MAC 的氟烷、异氟烷和七氟烷可原位加深肠系膜动脉和静脉（电阻血管和电容血管）的膜电位。浓度越高(0.5<1.0MAC)，膜电位越深，麻醉剂的顺序为：异氟烷<七氟烷<氟烷。用6-羟基多巴胺等阻断交感神经使膜电位加深，但当使用高浓度（1.0 MAC）吸入麻醉剂时，膜电位变得更深。即，在0.5 MAC时，观察到非由交感神经介导的对血管平滑肌的直接抑制作用，在1.0 MAC时，不仅观察到直接作用，而且还观察到由交感神经介导的抑制作用。此外，为了研究对血管平滑肌的直接抑制作用，我们使用膜片钳方法研究了这些吸入麻醉剂对肠系膜动脉和静脉钙电流的影响。我们还发现这些吸入麻醉剂以浓度依赖性方式抑制钙电流（未发表的数据）。这些结果将在学术会议上发表（其中一些已经在1996年FASEB年会和ASA年会上发表），并将发表在期刊上（目前正在提交给Anesthesiology）。