廃棄物溶融スラグと一般土木資材のリスク比較

废弃熔渣与一般土木工程材料的风险比较

基本信息

批准号：
18760632
负责人：
水谷聡
金额：
$ 2.24万
依托单位：
Osaka City University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2006
资助国家：
日本
起止时间：
2006 至 2007
项目状态：
已结题

项目摘要

一般廃棄物溶融スラグを土木資材であるアスファルト用骨材,コンクリート用骨材として有効利用するためのリスク評価を行った。研究初年度に3ケ月に渡り毎週1回採取した20種類の一般廃棄物溶融スラグ,および今年度新たに採取した一般廃棄物溶融スラグを試料として,まず円錐四分法により縮分を行い,同一ロットから複数の試料を作成した。続いて縮分して得た各試料に対し,含有量試験(王水分解),強酸抽出量試験(JIS KOO58-2),蒸留水溶出量試験(JIS KOO58-1),最大溶出可能量を調べるアベイラビリティ試験を行い,重金属類や可溶性塩類の挙動を把握した。強酸抽出量試験の結果とばらつきについて詳細に検討した。一般廃棄物溶融スラグ試料では,含有量試験や強酸抽出量試験で得られた結果は同一ロット内の試料でもかなりばらつきが見られ,その分布は対数正規分布をしていた。またPb,Cu,Feについては,分布から外れた値がしばしば観測され,単一回数で濃度を推定することは困難であると考えられた。以上の結果を踏まえ,試験時の試料量を増やすか,縮分して複数回の試験を行う必要があることを示した。最後に,含有量、強酸抽出量をより簡易に測定する方法として蛍光X線分析の適用可能性について検討した。特にPbの挙動について検討した場合,測定値にばらつきはあるものの,一つのロットに対して20回程度の繰り返し分析を行うと,かなり正確に含有量や強酸抽出量を把握できることが示された。

进行了风险评估，以有效利用熔融的一般废物槽作为土木工程材料，沥青聚集体和混凝土聚集体。在研究的第一年中，使用每周收集一次的20种熔融一般废物炉灶首先将样品凝结，并使用锥形象限今年收集的熔融一般废物炉灶，并从同一批量制备了多个样品。随后，对通过凝结获得的每个样品进行了含量测试（Ahydrolsosis），强酸提取试验（JIS KOO58-2），蒸馏水溶解测试（JIS KOO58-1）以及可用性测试，以检查最大可能的洗脱量以及重金属和可溶性盐的行为。详细研究了强酸提取量测试的结果和变化。在一般废物融化的炉渣样品中，从含量测试获得的结果和强酸提取试验显示出同一批次内的样品的差异很大，并且分布是对数正常的。此外，对于Pb，Cu和Fe，通常会观察到来自分布的值，并且认为很难在单个情况下估算浓度。基于上述结果，证明有必要增加或减少测试过程中的样本量以进行多个测试。最后，研究了X射线荧光分析的适用性，作为一种更容易测量含量和浓酸提取量的方法。特别是，在检查PB的行为时，尽管测量值有差异，但表明可以相当准确地掌握每批约20次的重复分析。