鉄筋コンクリート部材の疲労ひび割れ進展を考慮した耐久性評価式の構築

考虑钢筋混凝土构件疲劳裂纹扩展的耐久性评价公式的构建

基本信息

批准号：
18760347
负责人：
林和彦
金额：
$ 2.11万
依托单位：
Yokohama National University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2006
资助国家：
日本
起止时间：
2006 至 2007
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は、塩害による鋼材腐食と、繰返し載荷によるひび割れ進展の関係を明らかにし、耐久性評価を行うことを目的とした。前年度は、ひび割れを有するRC部材に繰返し荷重が作用することにより、ひび割れ部位にて鋼材腐食がし易くなることを実験的に示した。同時に改良したインク注入法により付着劣化等の内部損傷が増大することを示した。今年度は、コンクリートの内部ひび割れの可視化方法を改良することを試み、繰返し荷重の作用により内部ひび割れがどのように変化するのかを明らかにすることとした。まず、真空ポンプを用いた方法を適用することにより、節の立ち上がり角度が浅い市販の異形鉄筋を用いても全ての節から内部ひび割れの発生を確認することができた。実験の結果、普通コンクリートは、100万回の範囲の繰返し載荷により内部ひび割れの残留幅は変化しないものの、ひび割れの長さが増大することがわかった。また、普通コンクリートの特徴を見出すために、比較のために膨張コンクリートを用いて載荷を行ったところ、膨張コンクリートは普通コンクリートに比べ、内部ひび割れの幅、内部ひび割れの数が抑制されることを定量的に把握した。以上より、内部ひび割れが繰返し載荷により変化することを定量的に示すことができたが、ひび割れが塩化物の移動に関してどのような影響を与えるかについて、塩分浸漬および塩分濃度測定を行ったものの、塩分浸漬時間が短かったために、塩分の検出が行えず、影響を把握するには至らなかった。

这项研究旨在阐明由于盐损伤引起的钢腐蚀与由于重复负载而导致的破裂进展之间的关系，并评估耐用性。在上一年，我们通过实验证明了重复负载对破裂的RC成员作用，这会导致更可能在破裂位点腐蚀钢材料。同时，已经表明，改进的墨水注入方法会增加内部损害，例如粘附劣化。今年，我们试图改善混凝土内部裂缝的可视化，并决定阐明由于重复载荷的效果而导致内部裂缝如何变化。首先，通过使用真空泵应用方法，即使在使用淋巴结较浅的角度的市售不规则不规则的加固杆时，也可以确认内部裂纹也会发生。实验表明，使用普通的混凝土，由于重复的载荷重量为100万次，内部裂缝的残留宽度不会改变，但裂纹长度增加。此外，为了找到普通混凝土的特征，当使用膨胀混凝土进行比较时，我们定量地掌握了内部裂缝的宽度和与普通混凝土相比，抑制了膨胀混凝土中内部裂纹的数量。从上面可以定量地表明，由于反复的负荷而导致内部裂缝发生变化，但是尽管进行了盐度浸入和盐度浓度测量，以确定裂纹对氯化物运动的影响，但由于盐浸入时间很短，因此未测量盐浓度，但无法执行盐检测，因此无法执行盐的效果，并且无法抓取效果。