非対称地域間による資本課税競争の繰り返しゲームアプローチ

非对称地区资本税竞争的重复博弈方法

• 批准号: 18830098
• 负责人: 山口 力
• 金额: $ 1.64万
• 依托单位: Hiroshima Shudo University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
• 财政年份: 2006
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2006 至 2007
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18830098/
• 关键词: 租税競争; 非対称地域; 繰り返しゲーム

平成19年度は2年計画の2年目であり、予定した年次計画に従い、構築した理論モデルにもとついた分析結果である『Asymmetric Tax Competition in a Repeated Game Setting』を日本経済学会2007年度春季大会(大阪学院大学)で報告した。本研究は、地域が非対称なケースにおける資本課税競争を繰り返しゲームの枠組みで分析することを目的とし、資本市場を明示的に組み込むことで金銭的外部性の存在を明確化することにより、繰り返しゲームアプローチを用いた先行研究の結果とは異なる次のような理論的洞察を得た。第1に、ある地域が資本輸出地域となるか資本輸入となるかは各地域の初期保有資本量および生産技術の格差に依存して決定する。第2に、地域間の資本課税率に関する協調はサブゲーム完全均衡として維持可能であるが、資本課税率の絶対値が大きくなるにつれて困難となる。第3に、地域間の資本格差が技術格差より大きい(小さい)とき、資本格差のさらなる拡大は協調を容易(困難乏にする一方、技術格差の拡大は協調を困難(容易)にする。これらの結果をまとめた論文は専門学術雑誌に投稿中であったが、レフェリーの批判やコメントをもとに加筆・修正を繰り返すことで最終的に『Are Regional Asymmetries Detrimental to Tax Coordination in a Repeated Game Setting?』と改訂された形で掲載されることが決定し、一定の成果を収めることが出来た。

2007财年是两年计划的第二年，根据所规划的年度计划，基于所构建的理论模型的分析结果《重复博弈环境中的非对称税收竞争》发表在《科学》杂志上。日本经济协会 2007 财年在春季会议上发表（大阪学院大学）。本研究的目的是使用重复博弈的框架来分析区域不对称情况下的资本税竞争，我们获得了以下与之前使用这种方法的研究结果不同的理论见解。首先，一个地区成为资本输出地区还是资本输入地区，取决于各地区最初持有的资本数量以及生产技术的差异。其次，区域间的资本税率合作可以作为子博弈完美均衡得以维持，但随着资本税率绝对值的增加，合作变得困难。第三，当地区间资本差距大于（小于）技术差距时，进一步扩大资本差距使合作变得更容易（更困难），而扩大技术差距则使合作更困难（更容易）。正在提交总结结果的论文。提交给专门的学术期刊，但根据审稿人的批评和意见，经过反复补充和修改，最终以《区域不对称是否会在重复博弈中损害税收协调》为题发表。我们决定以修订后的形式出版《设定？》，我们取得了一定程度的成功。

项目成果

Asymmetric tax competition in a repeated game setting

重复博弈环境下的非对称税收竞争

• 发表时间: 2009
• 作者: Sambul AM;Muravama N;Inagaki T;小花和Wright 尚子;小川光
• 通讯作者: 小川光

Are Regional Asymmetries Detrimental to Tax Coordination in a Repeated Game Setting

• DOI: 10.1016/j.jpubeco.2007.08.003
• 发表时间: 2008-12
• 期刊: Journal of Public Economics
• 影响因子: 9.8
• 作者: Jun‐ichi Itaya;M. Okamura;Chikara Yamaguchi