インフルエンザA型ウイルスの宿主細胞膜由来糖タンパク質受容体の同定と機能解析

甲型流感病毒宿主细胞膜源性糖蛋白受体的鉴定及功能分析

• 批准号: 18590065
• 负责人: 宮本 大誠
• 金额: $ 1.79万
• 依托单位: University of Shizuoka
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2006
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2006 至 2008
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18590065/
• 关键词: インフルエンザA型ウイルス; 糖タンパク質; 宿主細胞膜; シアリダーゼ; N結合型糖鎖

ヒト肺上皮細胞株A549の細胞膜由来糖タンパク質でインフルエンザA型ウイルスの受容体として機能しうるシアル酸含有糖タンパク質を検索した。なお、目的とする糖タンパク質の解析にあたり、宿主細胞膜抽出法やウイルス結合検出法を検討した。結論として、細胞膜抽出は細胞膜/オルガネラ膜抽出キット(S-PEK)を用い、TLC/immnunostaining法の変法でインフルエンザウイルスの結合性を検出している。この方法により、ウイルスノイラミニダーゼ(NA)活性をザナビルで抑制することで、抽出した細胞膜画分において4つの分子量領域(85kDa、 20kDa、 170kDa、 200kDa 以上)にウイルス粒子と特異的な結合を示す糖タンパク質が存在することを明らかとした。さらに、2DZOOMシステムで詳細に解析したところ、同様の分子量領域には複数(少なくとも2-5スポット)のウイルス粒子と特異的な結合する糖タンパク質が存在することを確認した。これらの領域の糖タンパク質とウイルスとの結合はザナビル非存在下、あるいはシアル酸糖鎖分解酵素(α2-3,6,8,9シアリダーゼなど)処理サンプルにより消失した。同様に、標識レクチン(MAA、SNA)染色法でも糖消化酵素処理により、ウイルス結合性を示すすべての分子量領域のバンドが消失したことから、4つの分子量領域のウイルス結合性糖タンパク質はシアル酸含有糖タンパク質であることを示している。このうち、少なくとも85kDa、 120kDaの2つの領域の糖タンパク質はN-グリカナーゼF処理で消化されることから、この領域のウイルス結合糖タンパク質はN結合型糖鎖が関与することを明らかとした。以上を総括すると、85kDa領域、120kDa領域に存在した少なくとも6つのスポット領域(糖タンパク質)をウイルス結合性糖タンパク質候補として着目し、現在これらの糖タンパク質の同定を進めている。

我们在人肺上皮细胞系 A549 的细胞膜衍生糖蛋白中寻找可充当甲型流感病毒受体的含唾液酸糖蛋白。此外，在分析目标糖蛋白时，我们研究了宿主细胞膜提取方法和病毒结合检测方法。总之，使用细胞膜/细胞器膜提取试剂盒（S-PEK）进行细胞膜提取，并使用改良的TLC/免疫染色方法检测流感病毒结合。通过该方法，通过用扎那韦抑制病毒神经氨酸酶（NA）活性，从提取的细胞膜中分离出与四个分子量区域（85 kDa、20 kDa、170 kDa和200 kDa以上）的病毒颗粒特异性结合的糖蛋白。分数表明它存在。此外，使用 2DZOOM 系统的详细分析证实存在多个（至少 2-5 个点）糖蛋白，这些糖蛋白在相似的分子量区域中与病毒颗粒特异性结合。在没有扎那韦的情况下或在用唾液酸糖苷降解酶（α2-3,6,8,9唾液酸酶等）处理的样品中，这些区域的糖蛋白与病毒之间的结合被消除。同样，在标记凝集素（MAA、SNA）染色方法中，显示病毒结合特性的分子量范围内的条带均通过糖消化酶处理而消失，因此四个分子量范围内的病毒结合糖蛋白均含有唾液酸。它是一种糖蛋白。其中，至少两个糖蛋白区域，85kDa和120kDa，被N-聚糖酶F处理消化，表明N-连接糖链参与了该区域的病毒结合糖蛋白。综上所述，我们重点关注 85kDa 和 120kDa 区域中存在的至少 6 个点区域（糖蛋白）作为候选病毒结合糖蛋白，目前正在鉴定这些糖蛋白。

项目成果

Edible bird's nest extract inhibits influenza virus infection.

• DOI: 10.1016/j.antiviral.2006.02.005
• 发表时间: 2006-07
• 期刊: Antiviral research
• 影响因子: 7.6
• 作者: Guo CT;Takahashi T;Bukawa W;Takahashi N;Yagi H;Kato K;Hidari KI;Miyamoto D;Suzuki T;Suzuki Y
• 通讯作者: Suzuki Y

Identification and characterization of carbohydrate molecules in mammalian cells recognized by dengue virus type 2

• DOI: 10.1093/jb/mvj067
• 发表时间: 2006-03-01
• 期刊: JOURNAL OF BIOCHEMISTRY
• 影响因子: 2.7
• 作者: Aoki, C;Hidari, KIPJ;Suzuki, Y
• 通讯作者: Suzuki, Y

Human trachea primary epithelial cells express both sialyl-2,3 Gal receptor for human parainfluenza virus type 1 and avian influenza viruses, and sialyl-2,3 Gal receptor for human influenza viruses.

人气管原代上皮细胞表达人副流感病毒1型和禽流感病毒的唾液酸-2,3Gal受体，以及人流感病毒的唾液酸-2,3Gal受体。

• 发表时间: 2006
• 期刊: Glycoconj. J. 23
• 作者: Toshihiro Kogure;Takashi Suzuki;Tadanobu Takahashi;Daisei Miyamoto;Kazuya I. P. J. Hidari;Guo Chao-Tan;Toshihiro Itoh;Yoshihiro Kawaoka;Yasuo Suzuki
• 通讯作者: Yasuo Suzuki