二次イオン質量分析計によるメルト包有物・マントル構成鉱物のマルチ同位体解析

使用二次离子质谱法对熔体包裹体和地幔组成矿物进行多同位素分析

基本信息

批准号：
17740353
负责人：
小林桂
金额：
$ 2.18万
依托单位：
Okayama University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2007
项目状态：
已结题

项目摘要

岡山大学地球物質科学研究センターの高質量分解能二次イオン質量分析言(Cameca ims-1270)は、申請者を中心として運用され、本科学研究費補助金支給期間である平成17〜19年度にわたり大きな研究成果をあげてきた。本年度は、同研究計画の最終年度にあたり、研究期間において作成してきた高精度同位体および微量元素組成に関する標準物質を活用し、天然物質の解析に取り組んできた。とりわけ、玄武岩質ガラスの局所鉛同位体分析法をハワイ火山岩中のオリビンメルト包有物に適用し、詳細な斑晶オリビンの記載と合わせることによって、'鉛同位体の不均質性に関する検討を精力的に行った。この研究成果は現在論文として公表すべく、執筆を進めている。また局所酸素同位体分析に用いる標準物質を、当センターに既設の安定同位体質量分析計(VG PRISM,SIRA12)を用い作成することができた。これを用いた同位体解析にも精力的に取り組む体制が整ったといえる。本科学研究経費支給期間において、リチウム、ホウ素、鉛、酸素同位体の高精度・高確度局所分析が、ガラス試料および、マントル鉱物を中心とした鉱物試料(たとえばオリビンのリチウム同位体組成分析)が確立したことは、今後の応用研究にとっても大きな進歩であるだろう。さらに、高質量分解能二次イオン質量分析計の1次イオン系に新たなレンズシステムを導入し、同イオン電流量の条件において、従来比約60%のビーム径で分析可能にしたことも技術的に大きな成果であった。これによりさらに高空間分解能分析が可能となり、より局所的な分析へと応用範囲が広がるであろう。

冈山大学地球材料科学研究中心的高分辨率二次离子质谱仪（Cameca ims-1270）主要由申请人运营，并在2005年至2005财年（即该时期）得到广泛使用。其中提供了科学研究资助。今年是研究计划的最后一年，我们一直致力于利用研究期间创建的高精度同位素和微量元素成分标准品进行天然物质的分析。特别是，我们将玄武岩玻璃的局部铅同位素分析方法应用于夏威夷火山岩中的橄榄石熔体包裹体，并结合斑晶橄榄石的详细描述，重点研究了铅同位素的非均质性。目标。这项研究的结果目前正在撰写中，准备以论文形式发表。此外，我们还能够使用我们中心已安装的稳定同位素质谱仪（VG PRISM、SIRA12）创建用于局部氧同位素分析的标准材料。可以说，我们现在已经有了一个系统，可以积极地利用这项技术进行同位素分析。本次科研资助期间，对玻璃样品和矿物样品（主要是地幔矿物）进行了高精度、高准确度的锂、硼、铅、氧同位素局部分析（例如橄榄石的锂同位素组成分析）。所建立的内容将是未来应用研究的重大进步。此外，我们在高质量分辨率二次离子质谱仪的一次离子系统中引入了新的透镜系统，使得在相同离子电流条件下，与传统方法相比，可以以约60%的光束直径进行分析。是一项伟大的成就。这将实现更高的空间分辨率分析，并将应用范围扩大到更局部的分析。