建物の地震リスク評価を目的とした細密な地盤情報の簡易推定

简单估计详细地面信息，以进行建筑物地震风险评估

基本信息

批准号：
17710158
负责人：
長谷川浩一
金额：
$ 1.73万
依托单位：
National Research Institute for Earth Science and Disaster Prevention
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2006
项目状态：
已结题

项目摘要

地盤震動における地盤の増幅度と関係の深い地盤の平均S波速度を,地盤情報がない地域においても簡便に比較的精度よく推定ことを目的として,地形分類と標高などの定量的な地形計測情報を用いた手法を応用した,簡便な手法を構築するための基礎的な検討を行った。地形条件として,従来用いられてきた標高のほかに,流域によって地盤を構成する土砂などの堆積状態が異なることが推察されるため,広域における個々の流域界を利用した。流域界の情報は国土数値情報を利用した。地形分類と標高,流域界単位での起伏量,傾斜などの地形指標のほか,流域界に含まれる水系情報を用いて,ボーリングデータから計算される深さ20mまでの地盤の平均S波速度との関係を分析した。ボーリングデータは,関西圏地盤i情報活用協議会の情報に基づいて関西圏から400本を選定した。選定条件は,(1)N値の得られている深さが少なくとも20m以上あること,(2)河川からの距離が50m以内であること,(3)一つの流域界で1〜3地点程度にとどめ,広い地域からデータを選ぶこと,とした。その情報から地盤の平均S波速度のデータベースを構築した。平均S波速度データと各種地形条件との関係を地形分類ごとに整理し,地形指標の標高,傾斜流域界単位での起伏量,傾斜,流域界の形状を示す縦横比などと比較した。その結果,地形分類と地形指標を単一で用いた場合の平均S波速度のばらつきはいずれも大きく,精度よく地盤特性を推定するには至らなかった。ばらつきの程度は地形分類によって傾向は異なるが,その原因として地盤特性には何らかの地域性が存在することが考えられる。この地域性を取り除くために,水系ごとにデータを整理して地盤特性と地形指標との比較検討を行った結果,扇状地など特定の地形分類については,.比較的相関が高くなる場合がみられた。

利用地形分类、高程等定量地形测量信息，可以方便、相对准确地估算出地面的平均横波速度，该速度与地面震动的地面放大程度密切相关，即使在没有地面信息的地区也是如此我们进行了一项基础研究，通过应用该方法构建一个简单的方法。作为地形条件，除了传统使用的海拔之外，我们还使用了大范围内的各个盆地边界，因为假设构成地面的土壤的沉积状态因盆地而异。国家土地数字信息用于流域边界信息。除了地形分类、高程、每个盆地边界的起伏量和坡度等地形指标外，还利用包括水系统信息计算出根据钻孔数据计算出的20 m深度的地面平均S波速度我们分析了盆地边界之间的关系。至于钻孔数据，根据关西地区地质技术信息利用委员会的信息，从关西地区选择了 400 个钻孔。选择条件为（1）获得N值的深度至少为20m或以上，（2）距河流的距离在50m以内，（3）一个流域边界内大约有1至3个点我们从广泛的领域中选择了数据。根据这些信息构建了地面平均横波速度的数据库。按地形分类整理平均横波速度数据与各种地形条件的关系，并与高程、各斜坡盆地边界的起伏量、坡度、表示盆地边界形状的纵横比等地形指标进行比较。因此，单独使用地形分类和地形指数时，平均横波速度离散度较大，无法准确估计地面特征。变化程度往往因地形分类而异，但据认为其原因是地面特征中存在一些区域特征。为了消除这种区域性，我们对每个水系统的数据进行了组织，并将地面特征与地形指标进行了比较。结果，我们发现某些地形类别（例如冲积扇）的相关性相对较高。。