染色体不安定性における分裂期キナーゼの役割

有丝分裂激酶在染色体不稳定中的作用

• 批准号: 17790223
• 负责人: 後藤 英仁
• 金额: $ 2.24万
• 依托单位: Aichi Cancer Center Research Institute
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2005
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2005 至 2006
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17790223/
• 关键词: 染色体の不安定性; Cdk1; Aurora-B; Plk1; Chk1; プロテインキナーゼ; 分裂期; リン酸化酵素(キナーゼ); がん

染色体の複製・分配過程の調節には、状況に反応して特異的に活性化されるプロテインキナーゼが中心的な役割を果たしている。しかし、それぞれのプロテインキナーゼがどのように染色体動態を制御しているのかについては不明な点も多い。我々は、以下の2つのシグナル伝達経路に注目し研究を行い、がんにおける染色体不安定性を解明するうえで端緒となる知見を得た。1)分裂期キナーゼ間のクロストーク機構による染色体分配制御我々は、Cdk1がAurora-Bの結合パートナーであるINCENPのThr59とThr388をリン酸化することを明らかにした。このINCENPのThr388のリン酸化反応は、分裂前期から中期にかけてのPlk1の動原体局在、および、分裂中期から後期への進行に重要な役割を担っていることが判明した。以上の結果は、INCENP上でAurora-BとPlk1が3者複合体を形成していること、さらに、これらの2つの分裂期キナーゼが協調しながら分裂期の染色体動態を制御している可能性を示すものといえる。2)サイクリン依存性キナーゼによる新規Chk1リン酸化反応以前より、Chk1に、紫外線照射やDNAの複製停止によって活性化されたATRにより、そのSer317およびSer345がリン酸化されることが知られていた。我々は、分裂期において、このChk1がCdk1によってもリン酸化されることを見いだし、そのリン酸化部位としてSer286およびSer301を同定した。さらに、このリン酸化反応は、Cdk阻害剤によって抑制されることが判明した。以上の結果は、Cdk1が普遍的にChk1の制御を行っている可能性を示すものと考えられる。

蛋白激酶是针对情况特别激活的，在调节染色体复制和分布过程中起着核心作用。但是，关于每个蛋白激酶如何调节染色体动力学的未知数。我们进行了关注以下两个信号通路的研究，并获得了见解，以帮助阐明癌症中的染色体不稳定性。 1）通过有丝分裂激酶之间的串扰机制调节染色体分布，我们揭示了CDK1在Aurora-B的结合伙伴Incenp中磷酸化Thr59和Thr388。发现Incenp中THR388的这种磷酸化在PLK1从原型型中期到中期和从中期到后期的进展中起着重要作用。以上结果表明，Aurora-B和PLK1在Incenp上形成三方复合物，并且这两种有丝分裂激酶可以在有丝分裂阶段协调和调节染色体动力学。 2）在新型的CHK1磷酸化反应通过细胞周期蛋白依赖性激酶酶之前，众所周知，Ser317和Ser345被紫外线辐照或DNA复制终止激活的ATR磷酸化。我们发现，在有丝分裂阶段，该CHK1也被CDK1磷酸化，并将Ser286和Ser301鉴定为其磷酸化位点。此外，发现这种磷酸化反应被CDK抑制剂抑制。以上结果表明CDK1可能受到CHK1的普遍调节。

项目成果

分子細胞治療、-特集 蛋白質修飾-リン酸化

分子细胞疗法 - 特殊功能蛋白质修饰 - 磷酸化

• 发表时间: 2007
• 作者: 後藤英仁;稲垣昌樹
• 通讯作者: 稲垣昌樹

Complex formation of Plk1 and INCENP reguired for Metaphase-anaphse transition.

Plk1 和 INCENP 的复合体形成是中期-后期转变所必需的。

• 发表时间: 2006
• 期刊: Nature Cell Biology 8・2
• 作者: Hidemasa Goto;et al.
• 通讯作者: et al.

Phosphorylation by Cdk1 induces Plk1-mediated vimentin phosphorylation during mitosis.

• DOI: 10.1083/jcb.200504091
• 发表时间: 2005-11-07
• 期刊: The Journal of cell biology
• 作者: Yamaguchi T;Goto H;Yokoyama T;Silljé H;Hanisch A;Uldschmid A;Takai Y;Oguri T;Nigg EA;Inagaki M
• 通讯作者: Inagaki M

実験医学 8月号

实验医学八月号

• 发表时间: 2005
• 作者: 後藤英仁;稲垣昌樹;後藤英仁
• 通讯作者: 後藤英仁