臭素化難燃剤成分の簡易分析法構築とその実試料分析への応用

溴化阻燃剂组分简易分析方法的构建及其在实际样品分析中的应用

基本信息

批准号：
16790095
负责人：
吉田秀幸
金额：
$ 2.3万
依托单位：
Fukuoka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2004
资助国家：
日本
起止时间：
2004 至 2005
项目状态：
已结题

项目摘要

臭素化難燃剤成分を「フェノール性水酸基を含有する化合物群」と「含有しない化合物群」の二つにわけ,それぞれ異なるアプローチによる簡易計測法の開発し,実試料分析を行った。前者を対象とした研究では,昨年度構築したテトラブロモビスフェノールA(TBBPA)の高感度・高選択的分析法を改良することで,TBBPA投与ラットの体内動態解析を実施した。後者を対象とした研究では,分析モデル化合物であるハロゲン化ベンゼン類に対するSuzuki反応の導入並びにそのエキシマー蛍光発現について検討を行った。両項目の精査検討により,以下の成果を得た。(1)TBBPA投与ラットの体内動態解析ラット組織中のTBBPAを定量するための前処理法及びLC-MS/MS定量法を開発した。同法を用いてTBBPA投与ラットの各臓器,血清及び糞を分析したところ,投与したTBBPAのほとんどは72時間以内に糞中に排泄されていたが,肝臓,腎臓,肺,血清及び脂肪組織の順でTBBPAが残留していることが確認された。肝臓からの抽出成分をMS/MS法で高分解能解析すると,TBBPAだけでなく,そのモノグルクロン酸抱合体及びモノ硫酸抱合体が検出された。TBBPAモノ硫酸抱合体はこれまでに報告されていない新規の代謝産物であった。(2)ポリハロゲン化ベンゼン類のエキシマー蛍光誘導体化分析ピレンホウ酸試薬を用いるポリハロゲン化ベンゼン類のエキシマー蛍光誘導体化分析を試みた。Suzuki反応を介することで,検討した全てのジハロゲン化ベンゼン類はピレン標識され,一部の化合物からはエキシマー蛍光が発現した。誘導体化反応の収率及びエキシマー蛍光の発現効率は,オルト及びパラ位のジ置換体よりも,メタ位のジ置換体の方が優れていることが確認された。

我们将溴化阻燃剂的成分分为两类：“一组含有酚羟基的化合物”和“一组不含酚羟基的化合物”。我们使用不同的方法开发了简单的测量方法每个，并分析实际样品。在针对前者的研究中，我们改进了去年开发的四溴双酚 A (TBBPA) 的高灵敏度和高选择性分析方法，用于分析 TBBPA 治疗大鼠的药代动力学。在后一项研究中，我们引入了分析模型化合物卤代苯的铃木反应，并研究了准分子荧光的表达。通过对这两项的仔细检查，我们得到了以下结果。 (1) TBBPA 给药大鼠的药代动力学分析我们开发了一种预处理方法和 LC-MS/MS 定量方法，用于定量大鼠组织中的 TBBPA。当使用相同的方法对给予TBBPA的大鼠的各个器官、血清和粪便进行分析时，大部分给予的TBBPA在72小时内被排泄到粪便中；证实了TBBPA残留。通过 MS/MS 对从肝脏中提取的成分进行高分辨率分析，不仅检测到了 TBBPA，还检测到了其单葡萄糖醛酸苷和单硫酸盐结合物。 TBBPA单硫酸盐结合物是一种迄今为止尚未报道的新型代谢物。 (2)多卤代苯的准分子荧光衍生分析我们尝试使用芘硼酸盐试剂对多卤代苯进行准分子荧光衍生分析。通过铃木反应，所有研究的二卤代苯都被芘标记，并且一些化合物表现出准分子荧光。证实间位二取代产物的衍生反应收率和准分子荧光表达效率优于邻位和对位二取代产物。