雌雄異株のクローナル植物における局所混み合い効果の性差が集団構造に与える影響

局部拥挤效应中性别差异对雌雄异株克隆植物种群结构的影响

基本信息

批准号：
04J00940
负责人：
井上みずき
金额：
$ 1.22万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2004
资助国家：
日本
起止时间：
2004 至 2005
项目状态：
已结题

项目摘要

鳥取大学附属蒜山演習林に設定した2.8haプロットにおいて主軸シュート長1m以上のヤマノイモの葉を採取し、性および個体の位置を記録した。DNA分析をするために10個開発したマイクロサテライトマーカーのうち、9個を用いて集団構造を明らかにした。394ラメットが存在し133ジェネットが存在した。オスは47ラメット、14ジェネット、メスは221ラメット、31ジェネットであり、ジェネットレベルでもラメットレベルでも性比は有意にメスに偏っていた。ただし、性の決定しなかったジェネットも88(ラメット数=126)存在した。開花ラメットは全部で88であった。道路など生育不適パッチを横断して存在するジェネットが5つあったことは、ムカゴ繁殖という散布体の形であるクローン繁殖の特徴である隔離パッチへの分散という事実を示している。この散布には、風散布だけでなく、ネズミによる二次散布の可能性が示唆された(American journal of botanyに投稿中)。平均クローン間距離(クローン密度)に比べて血縁度0.5≦r<1のラメット間距離は有意に大きかった。また、最近傍ラメットが自分と同じジェネットである確率Pinは0.25以下であり、他のクローナル植物と比べて有意に低かった。また近交係数の値から近親交配が示唆された。これはポリネータと思われるアザミウマ(業績参照)の飛翔能力と血縁個体の集中によるものと思われる。以上のことから、局所的に、ジェネットは入り混じっているために繁殖機会は増加しているものの、近親交配の確率をあげていることがしされた。これらの結果を元に現在、遺伝構造の論文を作成中である。また、本特別研究員中に行った研究により学位論文を書き、学位を取得した。

从鸟取大学附属蒜山实验林中设置的2.8公顷的地块中采集主轴芽长为1m以上的薯蓣叶，记录个体的性别和位置。在为 DNA 分析开发的 10 个微卫星标记中，有 9 个用于阐明种群结构。共有分株394个，属133个。雄性有47个分株和14个基因，雌性有221个分株和31个基因，性别比在基因和分株水平上均显着偏向雌性。然而，还有 88 个（分株数 = 126）个基因的性别未确定。共有88个开花分株。事实上，有五个基因存在于道路等不适合生长的斑块上，这表明它们分散到孤立的斑块上，这是克隆繁殖的特征，这是一种称为无性繁殖的分散形式。有人认为，这种分散可能不仅涉及风分散，还涉及老鼠的二次分散（目前正在提交给美国植物学杂志）。与平均克隆间距离(克隆密度)相比，相关性为0.5≤r<1的组间距离显着更大。此外，最近邻分株与其自身为同一基因的概率Pin小于0.25，显着低于其他克隆植物。从近交系数值也暗示了近交。这被认为是由于被认为是传粉媒介的蓟马的飞行能力（参见成就）以及相关个体的集中。综上所述，可以得出结论，在局部，基因是混合的，这增加了繁殖机会，但增加了近亲繁殖的可能性。基于这些结果，我们目前正在准备一篇关于遗传结构的论文。此外，他还根据自己作为特别研究员进行的研究撰写了博士论文并获得了学位。

项目成果

期刊论文数量（6）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

Sexual and vegetative reproduction in the aboveground part of a dioecious clonal plant, Dioscorea japonica (Dioscoreaceae)

DOI：
10.1007/s11284-005-0036-y
发表时间：
2005-02
期刊：
Ecological Research
影响因子：
2
作者：
Inoue Mizuki;K. Ishida;K. Kikuzawa
通讯作者：
Inoue Mizuki;K. Ishida;K. Kikuzawa

Thrips (Thysanoptera : Thripidae) on the flowers of a dioecious plant, Dioscorea japonica (Dioscoreaceae)

蓟马（缨翅目：蓟马科）在雌雄异株植物薯蓣（薯蓣科）花上

DOI：
发表时间：
2005
期刊：
Canadian Entomologist 137
影响因子：
0
作者：
Shizuka Hirai;Haruka Matsumoto;Naoko Hino;Hiroyuki Kawachi;Tohru Matsui;Hideo Yano.;Mizuki et al.
通讯作者：
Mizuki et al.

Development and characterization of microsatellite markers in a clonal plant, Dioscorea japonica Thunb.

克隆植物薯蓣中微卫星标记的开发和表征。

DOI：
发表时间：
2005
期刊：
Molecular ecology notes 5
影响因子：
0
作者：
Shizuka Hirai;Haruka Matsumoto;Naoko Hino;Hiroyuki Kawachi;Tohru Matsui;Hideo Yano.;Mizuki et al.;Mizuki et al.;Mizuki et al.
通讯作者：
Mizuki et al.

Sexual and vegetative reproduction in the aboveground part in a dioecious clonal plant, Dioscorea japonica (Dioscoreaceae).

雌雄异体克隆植物薯蓣（薯蓣科）地上部分的有性繁殖和无性繁殖。

DOI：
发表时间：
2005
期刊：
Ecological Research (発表予定)
影响因子：
0
作者：
Shizuka Hirai;Haruka Matsumoto;Naoko Hino;Hiroyuki Kawachi;Tohru Matsui;Hideo Yano.;Mizuki et al.;Mizuki et al.;Mizuki et al.;Mizuki Inoue;Inoue M et al.;Inoue M et al.
通讯作者：
Inoue M et al.

Sexual and clonal reproduction in relation to kinship structure of a clonal dioecious liana species, Dioscorea japonica

与克隆雌雄异株藤本植物薯蓣亲缘关系结构相关的有性繁殖和无性繁殖

DOI：
发表时间：
2005
期刊：
京都大学農学研究科博士学位論文
影响因子：
0
作者：
Shizuka Hirai;Haruka Matsumoto;Naoko Hino;Hiroyuki Kawachi;Tohru Matsui;Hideo Yano.;Mizuki et al.;Mizuki et al.;Mizuki et al.;Mizuki Inoue
通讯作者：
Mizuki Inoue