心筋梗塞患者の心筋リモデリングと血管内皮機能

心肌梗死患者心肌重构与血管内皮功能

基本信息

批准号：
15790382
负责人：
松尾信郎
金额：
$ 2.18万
依托单位：
Shiga University of Medical Science
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2003
资助国家：
日本
起止时间：
2003 至 2004
项目状态：
已结题

项目摘要

対象は滋賀医科大学付属病院に急性心筋梗塞にて入院した患者を対象とし、冠動脈造影検査および冠動脈形成術を行った。3ヶ月後に、再狭窄精査のために心臓カテーテル検査を施行した。冠動脈内皮機能検査としてブラジキニン負荷試験を行った。ドプラーガイドワイヤーを左冠動脈前下行枝の近位部に留置し、薬物投与前に冠血流速度、採血、冠動脈造影を施行し、左前下行枝内にブラジキニン投与終了後に冠動脈造影を施行した。定量的冠動脈造影と左前下行枝の冠血流量の測定により冠血流量を求めた。心筋梗塞発症後2週間に心筋シンチグラムを施行した。対象者の冠危険因子の有無を調査した。テクネシウム製剤を静脈注射し、心電図同期下にSPECTを撮像した。発症後3ヶ月後に運動負荷心筋シンチグラムを施行した。運動負荷方法はBruce法により行い、終了1分前にタリウム111MBqを静脈注射した。運動直後および、3時間後にSPECT撮影を行った。心電図同期シンチグラムにより心機能および虚血の評価を行った。得られたSPECT像は短軸の8分割し、心尖部よりと心基部よりの16領域と心尖部の2領域を加えた16領域を視覚的に4段階にスコア化した。Germanoらが開発したQuantitative Gated SPECT (QGS)を用いて心機能の解析を行った。心筋リモデリングの評価を行った。心筋リモデリングを起こした症例では、慢性期左室拡張末期径、左室収縮末期径が急性期に比べ慢性期にさらに拡大し駆出率の改善が見られない。QGSを用いると左室形態の観察に加えて血流と局所機能解析を行うことが可能で、リモデリングの機序や発症時期および部位と範囲の特徴の情報が得られた。3ヶ月に再狭窄の評価のために入院する際、冠動脈造影検査と同時期に、心筋シンチグラフィ検査再度を行う。これらの情報と血管内皮機能の情報より心筋リモデリングの発症メカニズムに関して、内皮機能の関与を検討した。冠血管内皮機能の低下した群では心筋リモデリングが進行する所見が認められた。日本核医学会総会において2004年11月発表を行った。得られた結果を2005年3月日本循環器学会総会において英語にて発表報告した。

受试者为滋贺医科大学医院收治的急性心肌梗塞患者，并接受冠状动脉造影和冠状动脉成形术。三个月后，进行心导管检查以检查是否有再狭窄。进行缓激肽应激测试作为冠状动脉内皮功能测试。将多普勒导丝置于左冠状动脉前降支近端，给药前进行冠脉血流速度、采血和冠状动脉造影，左前降支缓激肽给药后进行冠状动脉造影。通过定量冠状动脉造影和测量左前降支的冠状动脉血流量来确定冠状动脉血流量。心肌梗死发病2周后进行心肌闪烁扫描。研究了受试者是否存在冠状动脉危险因素。静脉注射锝制剂，并用心电图同步进行SPECT成像。症状出现3个月后进行运动负荷心肌闪烁扫描。运动负荷方法采用Bruce法，运动结束前1分钟静脉注射111MBq铊。运动后立即和3小时后进行SPECT成像。使用心电图门控闪烁扫描法评估心脏功能和缺血。将获得的SPECT图像沿短轴分为8部分，并将16个区域（从顶点和基部算起的16个区域，加上顶点的2个区域）目视评分为4个级别。使用由 Germano 等人开发的定量门控 SPECT (QGS) 来分析心脏功能。评估心肌重塑。在发生心肌重塑的情况下，慢性期的左心室舒张末期直径和左心室收缩末期直径在慢性期与急性期相比进一步增大，并且射血分数没有改善。利用QGS，除了观察左心室形态外，还可以分析血流和区域功能，获得重构机制、发生时间、部位和范围特征等信息。当患者3个月入院评估再狭窄时，在冠状动脉造影的同时再次进行心肌闪烁扫描。基于这些信息和血管内皮功能的信息，我们研究了内皮功能在心肌重构发生机制中的参与。在冠状动脉内皮功能下降的组中观察到心肌重塑的进展。 2004年11月在日本核医学会全体大会上发表了报告。所获得的结果在 2005 年 3 月的日本循环学会全体会议上以英文发表。