加齢変化にともなう記憶障害の歩行運動による予防メカニズムについての研究

步行运动预防衰老变化记忆障碍的机制研究

基本信息

批准号：
14780015
负责人：
石田佳幸
金额：
$ 2.3万
依托单位：
Yamaguchi University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2002
资助国家：
日本
起止时间：
2002 至 2003
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究の目的は、歩行運動負荷によって加齢にともなう海馬神経細胞の変性を予防するメカニズムを明らかにすることにある。歩行運動負荷による海馬での長期増強を詳しく調べるためのIn vitroの電気生理的解析システムを構築した。老齢ラットでパッチクランプを行う予備実験として、成熟ラットでの海馬のスライスを作製して単一シナプス後細胞のホールセルパッチクランプシステムを準備した。ラット(6-8月齢)にNembutal(50mg/kg)で麻酔処置して4℃に冷やしたmodified Ringer液を心臓から灌流した後、断頭した。ただちに脳を取り出し不必要な部位をトリミングしてシャーベット状のcutting solutionで冷やした後、マイクロスライサーで海馬スライス(200μm)を作製した。作製した海馬スライスを31℃に維持した記録チャンバーに固定した。設備備品であるIR-DICパッチクランプシステムを用いて、submerge法によるホールセルパッチクランプを行った。以上から海馬での単一シナプス後細胞の自発性シナプス電流(sEPSC)または自発性微小シナプス電流(mEPSC)の振幅と頻度を測定して長期増強を解析できるシステムを構築した。今後は、本研究の課題である青斑核を介した海馬神経細胞の変性予防のメカニズムを検討する。老齢ラットの脳室にノルアドレナリン選択的神経毒DSP-4 saporinを投与して青斑核を破壊した後、歩行運動負荷した海馬神経細胞の特性を長期増強の測定を中心として形態学的、分子生物学的な手法を用いて調べる予定である。

本研究的目的是阐明步行运动预防海马神经元年龄相关性退化的机制。我们构建了体外电生理分析系统，以详细研究步行运动负荷引起的海马体的长期增强。作为老年大鼠膜片钳的初步实验，我们制备了成年大鼠的海马切片，以制备单个突触后细胞的全细胞膜片钳系统。大鼠（6-8 个月大）用戊巴比妥 (50 mg/kg) 麻醉，用冷却至 4°C 的改良林格氏溶液通过心脏灌注，然后断头。立即取出大脑，修剪掉不需要的部分，并在类似果子露的切割溶液中冷却大脑，之后使用显微切片机制作海马切片（200μm）。将制备的海马切片固定在保持在31°C的记录室中。全细胞膜片钳是使用设备项目IR-DIC膜片钳系统通过浸没法进行的。基于上述，我们构建了一个系统，可以通过测量海马单个突触后细胞的自发突触电流（sEPSC）或自发微突触电流（mEPSC）的幅度和频率来分析长期增强。今后，我们将探讨通过蓝斑预防海马神经元变性的机制，这也是本研究的主题。通过将去甲肾上腺素选择性神经毒素 DSP-4 皂素注射到老年大鼠的心室来破坏蓝斑后，我们进行了形态学和分子生物学研究，重点测量了经过步行运动的海马神经元特征的长期增强。计划使用科学方法对此进行调查。