エキシマガスを用いた高効率プラズマディスプレイの基礎特性の研究

准分子气体高效等离子显示器基本特性研究

基本信息

批准号：
13750253
负责人：
内田諭
金额：
$ 1.15万
依托单位：
Tokyo Metropolitan University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2001
资助国家：
日本
起止时间：
2001 至 2002
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究における二年次(平成14年度)の到達目標は、前年に得られた混合希ガスおよびエキシマガスの基礎放電特性を元に(1)組成比依存性の定量化、および(2)最適条件の選定、を行うことであった。(1)に関しては、エキシマガスを調べる上で重要なXe/Ar/NeおよびXe/Kr/Neの励起移行過程の詳細を調べ、ボルツマン解析を併用した解析で各混合比における放電特性の変化を定量的に示すことができた。ここで得られた新知見は投稿論文(電気学会論文誌A)としてまとめられ、受理審査を経て公開されている。なお、解析データは当補助金で購入した計算機のハードディスク内にライブラリとして保管してある。(2)に関しては、まず、ガス組成に対する紫外線発光量と駆動電圧の変化のみを判定条件とした簡易モデルによる最適選定を試みた。しかし、このモデルでは他の放電パラメータとの相関が不明瞭になるため、途中から連続の式による駆動方式も含めた広範囲な解析に切り替えて検討した。その結果、エキシマガスの利用による効率向上もさることながら、紫外線発光量の増加と駆動電圧の低減には高周波駆動がより効果的であるという知見が得られた。当初の目標からは多少離れたが本解析がプラズマディスプレイの効率化に新たな糸口を見出したことは意義がある。なお、これらの研究成果は、国内学会(2002年電気学会基礎・材料・共通部門大会)および国際学会(第55回気体エレクトロニクス会議)にて発表されている。以上のことから、本研究では当補助金を有効に活用し、到達目標に対して十分満足のいく成果が得られたと思われる。

这项研究的第二年（2002年）要实现的目标是（1）成分比例依赖性的量化，以及（2）最佳任务是选择条件。关于(1)，我们研究了Xe/Ar/Ne和Xe/Kr/Ne的激发跃迁过程的细节，这对于研究准分子气体很重要，并使用与玻尔兹曼分析相结合的分析来分析每个混合比下的放电特性的变化我们能够定量地证明这一点。这里获得的新发现被总结为已提交的论文（IEEJ Transactions A），并在接受审核后发表。分析数据作为库存储在通过此补助金购买的计算机的硬盘上。对于(2)，我们首先尝试使用简单模型，仅以紫外光发射量和驱动电压相对于气体成分的变化作为判断标准来选择最佳的。然而，使用这个模型，与其他放电参数的相关性变得不清楚，因此中途我们转向更广泛的分析，其中包括基于连续方程的驱动系统。结果发现，高频驱动除了通过使用准分子气体来提高效率之外，在增加紫外光发射量和降低驱动电压方面更有效。虽然结果与最初的目标有些差距，但意义重大的是，这项分析找到了提高等离子显示器效率的新线索。这些研究成果已在国内学术会议（2002 IEEJ Basics, Materials, and Common Division Conference）和国际会议（第55届气体电子会议）上发表。综上所述，本研究有效利用了这笔补贴，并取得了完全令人满意的结果，实现了其目标。