中級レベルにおける情報活用能力測定尺度及び情報教育カリキュラムの開発に関する研究

信息运用能力测量量表及中级信息教育课程开发研究

基本信息

批准号：
13020221
负责人：
井上毅
金额：
$ 0.7万
依托单位：
Shiga University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份：
2001
资助国家：
日本
起止时间：
2001 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究の目的は,大学生における中級レベルの情報活用能力を測定する尺度の開発と,その測定尺度を試行的に用いて,文科系学生を対象とする中級レベル情報処理演習授業の学習成果の検討を行うことであった。大学1回生60名と,2回生以上で教科「情報」の教員免許科目の履修者39名を調査対象者にして,試作された中級レベル情報活用能力測定尺度(22項目)と,小川・浅川(1991)によるコンピュータ不安尺度(CAS)を,2001年10月上旬と2002年1月下旬の計2回実施した。中級レベル情報活用能力測定尺度に関して,因子分析を行ったところ,(1)アプリケーションソフト活用能力に関する因子,(2)情報操作能力に関する因子,(3)プログラミング能力に関する因子,という3つの因子が抽出された。また,調査時期と学年別に,各項目別の完全通過率を調べた結果,通過率は1回生よりも2回生以上の方が高くなっていて熟練度の違いを反映しており,中級レベルにおける情報活用能力の差異がある程度うまくとらえられていた。調査時期での違いを比較すると,本尺度項目でとらえられる中級レベルの能力についても,学習の進展によってある程度向上が可能であることを示していた。以上のような結果より,今回作成された中級レベル情報活用能力測定尺度は,全体としては実用可能な範囲のものであることが示された。中級レベル情報活用能力測定尺度得点とコンピュータ不安得点との間には,-0.6程度の負の相関が認められ,さらにコンピュータ不安の高低別に群分けをして,調査時期,学年ごとに,同測定尺度得点を調べた結果,(1)コンピュータ不安の高い人が中級レベル情報活用能力は低い,(2)不安の高低にかかわらず,熟練度の違い(学年の違い)による情報活用能力の差が明確である,(3)10月から1月の間の学習の進展に伴って,いずれの群においても能力の向上がみられる,ということが明らかになった。

这项研究的目的是开发一个量表来衡量大学生中的中级信息利用能力，并根据试用基础使用测量量表来检查中级信息处理的学习成果，旨在针对自由艺术学生。该调查包括60名一年级学生和39名二年级学生，他们在主题“信息”中获得了教学许可的学科，以及原型中间信息的信息利用能力测量量表（22个项目）和Ogawa和Asakawa（1991年）的计算机焦虑量表（CAS）（1991年）进行了两次，2002年10月初和2002年1月后期进行了分析。（1）与应用软件使用能力有关的因素，（2）与信息操纵能力有关的因素以及（3）与编程能力有关的因素。此外，当我们检查每个类别的完整通过率时，按调查期和等级检查，第二年和学生的及格率高于一年级的学生，反映了熟练程度的差异，并且在某种程度上捕获了中级信息的信息利用能力差异。比较调查期之间的差异，这表明由于学习进展，该规模项目中捕获的中级水平能力也可以在一定程度上提高。以上结果表明，此时间创建的中间信息利用能力测量量表整体上在实际范围内。 A negative correlation was found between the intermediate level information utilization ability measurement scale score and the computer anxiety score of about -0.6, and the results were further divided by computer anxiety, and the same measurement scale score was examined for each survey period and grade, and it was revealed that (1) people with high computer anxiety had low intermediate level information utilization ability, (2) differences in information utilization ability due to differences in proficiency (differences in grades) regardless of随着10月至1月之间的学习进展，所有小组的焦虑程度和（3）的能力得到了提高。