がんの内用放射線治療薬剤の開発研究

癌症内放疗药物的研发

基本信息

批准号：
12897024
负责人：
佐治英郎
金额：
$ 1.47万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2000
资助国家：
日本
起止时间：
2000 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

細胞殺傷性の強い高エネルギーβ線を放出する放射性核種を結合した化合物を体内に投与して癌細胞周辺に送達・集積させることにより、その放射線が透過する範囲内で癌細胞を直接死亡させることが可能となる。この『内用放射線治療薬剤』の開発するために、本研究では、有効な放射性核種の選択とその製造方法、充分な治療効果を得られる放射能のデリバリーシステムの構築、担体分子への放射性核種の効率的結合法、放射線量に関する放射線生物学的評価等について総合的に調査し、以下の結果を得た。1.癌の性状に応じて必要とされる飛程、集積線量などを与える放射性核種の選択とそれによる治療効果の調査を行い、放射性ヨウ素-131、レニウム-186,188等の放出エネルギー2.5MeV以下のβ核種が有効であることを認めた。2.1での選択された放射性核種の製造のための核反応の選択、製造方法、運搬について、時間、方法を含めてシュミレーション的に調査し、これが可能であることを見出した。3.放射性同位元素を用いた癌の治療には、癌細胞自身あるいはその周辺に多量の放射能を集積させること、および非標的組織からの速やかな放射能の消失を達成するために、放射能のキャリア分子を探索し、抗体、リポソーム、核酸などにその可能性があることを認めた。4.「がんの内用放射線治療薬剤の開発に関するシンポジウム」を開催し、上記の結果を報告すると共に、それに関して、他の薬学(癌治療ドラッグデリバリー分野、遺伝子工学分野)、医学(臨床放射線治療分野、核医学診断分野、他の癌治療法の分野)、理工学(核反応と放射性核種の製造分野)の関連分野の研究者と癌の内用放射線治療薬の有効性について討議した。この結果は今後の内用放射線治療薬の開発研究に有益な情報となった。

与放射性核素结合的化合物会发射出具有高度细胞杀伤力的高能β射线，将其输送到体内并聚集在癌细胞周围，并在放射线穿透的范围内直接杀死癌细胞。为了开发这种“体内放射治疗药物”，本研究将围绕选择有效的放射性核素及其生产方法、构建能够获得足够治疗效果的放射性递送系统、并将放射性核素整合到载体分子中进行了全面的研究。对有效的结合方法、辐射剂量的放射生物学评价等进行了研究，并获得了以下结果。 1.根据癌症的性质，选择提供所需范围、综合剂量等的放射性核素，并研究其治疗效果。公认β核素是有效的。我们对2.1中选定的放射性核素的生产的核反应的选择、生产方法和运输，包括时间和方法进行了模拟研究，发现这是可能的。 3.使用放射性同位素的癌症治疗涉及癌细胞内部或周围大量放射性的积累，以及非靶组织放射性的快速消失。他们寻找载体分子，发现抗体、脂质体、核酸等。有潜力。 4、我们将召开“癌症内放疗药物开发研讨会”，报告上述成果，同时讨论药学（癌症治疗药物输送领域、基因工程领域）、医学（临床放疗领域）等其他方面我们与来自治疗、核医学诊断、其他癌症治疗）以及科学和工程（核反应和放射性核素产生）相关领域的研究人员讨论了内部放射治疗药物对癌症的有效性。这些结果为今后体内放疗药物的研究和开发提供了有用的信息。