多重自己と基礎とする経済心理学:不確実性下での道徳的行為と判断

多重自我和潜在的经济心理学：不确定性下的道德行为和判断

基本信息

批准号：
12873002
负责人：
松島斉
金额：
$ 0.51万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
2000
资助国家：
日本
起止时间：
2000 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

前年度からはじめた研究「Moral Decision and Information Aversion」を大幅に改定し、論文集の一章として出版した。利己的合理的個人の仮定をはずし、適応的学習と道徳的判断を考慮したモデル化を試みた。Immediate Gratification,Multiple Selvesに関連する心理学上の事実をもとに数理モデルを作り、その理論的帰結を導いた。帰結主義的な道徳的判断と、社会ルールに基づく道徳的判断の違いをより明確にし、経済主体の行動決定にどのように関わるかをよりクリアにした。主に経済学者外の研究者にたいして、この研究が既存の経済学の分析枠組みとどの程度関連しているかを、よりくわしく説明した。社会的選択の誘導可能性問題を、適応的学習の長期的安定という解概念をつかって、分析をはじめた。Abreu and Matsushima(1992,Econometrica)に代表される既存の研究では、経済主体が合理的であり、しかも一回限りの社会的決定において誘導可能性を考察した。この研究では、経済主体が繰り返し、メカニズムを利用することによって、長期的にのぞましい配分を達成できるかどうかを論じた。その結果、非常に単純なメカニズムを設計するだけで、広範囲の社会的選択関数を分権的に誘導できることを証明した。現在執筆途中であり、タイトルは「Stable Implementation」とすることを予定している。また、繰り返しゲームにおいて、限定合理的個人ないしは情報が過度に限定されている経済主体がいかに協調関係を維持しうるかを考察した。関連する論文をいくつか作成、出版したが、より本基盤研究に関連する研究は、次年度にプリンストン大学アブルー教授との共同研究として、具体的にスタートする。

我们对去年开始的“道德决策与信息厌恶”研究进行了重大修改，并将其作为论文集中的一章发表。我们消除了自私理性个体的假设，并尝试创建一个考虑适应性学习和道德判断的模型。我们根据与即时满足、多重自我相关的心理事实创建了一个数学模型，并得出了其理论结果。结果主义道德判断与基于社会规则的道德判断之间的区别变得更加清晰，它们与经济主体的行为决策之间的关系也变得更加清晰。我主要针对经济学家以外的研究人员，更详细地解释了这项研究与现有经济学分析框架的相关程度。我开始用适应性学习长期稳定性的解决方案概念来分析社会选择的诱导性问题。现有的研究，例如 Abreu 和 Matsushima（1992，Econometrica），考虑了指导经济主体进行理性和一次性社会决策的可能性。在本研究中，我们讨论了经济主体是否可以通过重复使用机制来实现长期理想的分配。结果，我们证明了通过简单地设计一个非常简单的机制就可以以去中心化的方式诱导广泛的社会选择功能。目前正在编写中，标题计划为“稳定实现”。我们还考虑了有限理性个体或信息过于有限的经济主体如何在重复博弈中维持合作关系。虽然我已经撰写并发表了几篇相关论文，但与这项基础研究更密切相关的研究将于明年开始，作为与普林斯顿大学 Abreu 教授的联合研究。