Bウイルスのマカカ属サル種間における進化学的・生態学的比較調査研究

B病毒在猕猴种间的进化和生态比较研究

基本信息

批准号：
11898027
负责人：
佐藤浩
金额：
$ 2.11万
依托单位：
Nagasaki University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
1999
资助国家：
日本
起止时间：
1999 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-11898027/
关键词：
ヘルペスウイルスウイルス Bウイルス PCR

项目摘要

わが国の医学系大学の動物実験施設に導入され飼育されているニホンザルが、カニクイザル(Cy)やアカゲザル(Rh)同様にサルヘルペスウイルスB(BV)抗体を保有することはわれわれの調査によってすでに明らかである。BVにはマカクの種に依存したウイルス株が存在することが強く示唆されていて、米国のRh、Cy、ブタオザル(Pt)から固有のBVが複数株分離され遺伝的な解析が行われてきている。一方、日本産のニホンザルにも固有のBVが存在すると予想されているが、諸事情より未解明のままとなっている.今回、われわれは,血清学的にBV抗体腸性及び陰性と診断された日本産ニホンザルから、三叉神経節をそれぞれ21検体と2検体、さらに陽性のRhから2検体の材料の提供を受け、これらを使用してRT-PCRを行った。その結果、BVゲノム断片の検出に成功し3検体でPCR陽性と判定された。HaeIIIによる制限酵素切断パターンはBV実験室株(E2490)とは異なっていたため、ゲノム断片のシークエンスを行い比較したところ、検体間では互いに100%一致し、BV(E2490)と96%、ヒヒのへルペスウイルス(HVP2)と90%、SA8と89%、ヒト単純へルペスウイルス(HSV1)と77%のホモロジーが認められた。また、RhおよびCy由来株とは10-11nt、Pt由来株とは18-19ntの差異が確認された。アミノ酸レベルでは、Rh株とは100%一致し、Cy株と1aa、Pt株と3aa、HVP2と9aaの違いを認めたにすぎなかった。◎今回の調査対象は約400塩基の部分のみであり、さらに国際共同研究を行うことはBVの進化学的・生態学的意義を考えるうえで大変興味深い。

我们的研究已经表明，引进并饲养在日本医科大学动物实验设施中的日本猕猴具有与食蟹猴（Cy）和恒河猴（Rh）类似的猿猴疱疹病毒B（BV）抗体。强烈建议存在依赖于猕猴物种的BV病毒株，并且已分离出美国Rh、Cy和猪尾猕猴(Pt)特有的多个BV病毒株并进行了基因分析。有。另一方面，预计来自日本的日本猕猴也具有独特的BV，但由于各种情况，这一问题仍未解决。我们收到了21个日本猕猴标本和2个三叉神经节标本，以及2个Rh标本。 -阳性样本，并使用这些材料进行RT-PCR。结果，成功检测到BV基因组片段，并确定3个样本PCR阳性。由于HaeIII的限制性酶切模式与BV实验室菌株（E2490）不同，因此对基因组片段进行测序和比较，发现与狼疮病毒（HVP2）有90％的同源性，与SA8有89％的同源性，77％。 % 人类单纯疱疹病毒 (HSV1)。此外，确认了与Rh和Cy衍生菌株有10-11 nt的差异以及与Pt衍生菌株有18-19 nt的差异。在氨基酸水平上，其与Rh株100%相同，与Cy株仅1个氨基酸差异，与Pt株仅3个氨基酸差异，与HVP2仅9个氨基酸差异。 ◎目前的研究对象只是约400个碱基中的一部分，考虑到BV的进化和生态意义，进一步的国际联合研究非常有趣。