ノーベル賞受賞作品「雪国」の文体解析―数量的分析による成立に関する疑惑の解明―

诺贝尔奖获奖作品《雪国》的风格分析——通过定量分析澄清对其创作的质疑——

• 批准号: 11878048
• 负责人: 村上 征勝
• 金额: $ 1.34万
• 依托单位: The Institute of Statistical Mathematics
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Exploratory Research
• 财政年份: 1999
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1999 至 2001
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-11878048/
• 关键词: 文章の数量的分析; 川端康成作品; 三島由紀夫作品; 読点のつけ方; 文体の変化; 川端康成; 雪国; 文体解析; 数量的分析

川端康成のノーベル賞受賞作品「雪国」の代筆疑惑を解明するため、同作品と他の複数の川端作品との比較及び三島由紀夫の作品との比較を試みた。そのため川端と三島の作品の文章を単語分割し、品詞コードをつけたデータベースの構築を行い、品詞や読点などの情報を手がかりに同作品の文体特徴を明らかにする作業を行った。川端作品としては「雪国」、「みづうみ」、「山の音」、「伊豆の踊り子」、「虹」、「母の初恋」、「女の夢」、「ほくろの手紙」、「夜のさいころ」、「燕の童女」、「夫唱婦和」、「子供一人」、「ゆく人」、「年の暮」の14作品を,三島の作品としては「潮騒」、「金閣寺」、「眞夏の死」、「愛の渇き」の4作品の全文をまず入力した。この内,川端の「雪国」、「みづうみ」、「山の音」、「伊豆の踊り子」、「虹」の5作品と,三島作品の「潮騒」、「金閣寺」の2作品に関しては,文章を単語に分割し,品詞情報を付加したデータベースを構築した。このデータベースを用いて計量分析を試み以下のような結果を得た。これまでの研究から現代作家の文章において、読点のつけ方に作家の特徴が出やすいことを明らかにしていたので,読点のつけ方を中心に行った。川端の作品は,戦後の作品「みづうみ」から作風が変わったというのが従来の通説であるが,読点のつけ方の数量的分析からは,戦後の作品であっても著述年代がもっと遡る「山の音」から変わったと考えた方が妥当であるという結論を得た。また三島と川端との関係をみるため「潮騒」と川端作品を一緒に分析した結果、川端作品と「潮騒」では読点のつけ方に違いがあることも明らかとなった。現状では、一部の情報にとどまっており、明確な結論を出すまでには至っていないが、川端の文体の数量的研究に基盤はできたように思われる。

为了阐明Yasunari Kawabata诺贝尔奖的指控“雪乡”，我们试图将同样的工作与其他川巴塔作品进行比较，并与Yukio Mishima的作品进行比较。因此，川巴塔和Mishima的作品的文本被分开了，一个具有语音代码一部分的数据库是构建的，并使用语音和阅读点作为线索等信息来阐明作品的样式。川巴塔（Kawabata）的作品包括“雪乡”，“米津”，“山声”，“ izu no odoro”，“彩虹”，“母亲的初恋”，“女人的梦想”，“ saikoki”，“ saikoki”，“ tsubame no no children”，“ no Children”，'想要“”，“一个孩子”，“ Yuku”和“元旦”是“ Shioso”，“ Kinkakuji”，“ Kinkakuji”，“ Kinkakuji”。我首先进入了“ Makatsu Death”的四件作品的全文，和“爱的口渴”。其中，大约有两幅作品：“雪地”，“米津”，“山声”，“ izu no odoriko”，“彩虹”，“潮汐诺伊斯”和“ kinkakuji”。以及语音信息的附加部分。使用此数据库，我们获得了以下结果。在先前的研究中，现代作家的文本揭示了作者的特征在如何阅读中可能出现，因此我们专注于阅读方式。这是一种传统的理论，即川塔的作品从战后的作品“ Mizuumi”改变了风格，但是从关于如何阅读阅读点的定量分析，即使在战后工作中，作者的权威也回到了。更合适地认为它与山的声音发生了变化。此外，要看到Mishima和Kawabata之间的关系，我们一起分析了川巴塔的工作，揭示了川巴塔的作品与阅读方式之间存在差异。目前，只有一些信息，而且还没有明确的结论，但是似乎已经发现了川巴塔风格的定量研究。

项目成果

村上征勝: "文章の計量分析-その歴史と現状-"計測と制御. Vol.39.No.3. 216-222 (2000)

Masakatsu Murakami：“文本计量分析——其历史和现状”测量与控制，第 39 卷，第 216-222 期。

古瀬順一 ほか: "大友信一博士古稀記念論文集"臨南寺. (2001)

Junichi Furuse 等：《大友慎一博士珍稀纪念论文集》Rinnanji (2001)。

村上征勝: "著者を推理する"ESTRELA. No.70. 81-84 (2000)

村上正胜：《演绎作者》ESTRELA No. 81-84 (2000)。

村上征勝, 古瀬順一: "川端作品の計量分析"日本行動計量学会第29回大会発表論文抄録集. 306-307 (2001)

Masakatsu Murakami、Junichi Furuse：“川端康成作品的计量分析”日本行为计量学会第 29 届年会论文摘要集 306-307 (2001)。

村上征勝: "文化を計る"朝倉出版(予定). 140 (2002)

村上正胜：《测量文化》朝仓出版社（计划）140（2002）。