トリから哺乳動物へのインフルエンザウイルス伝播の機構
流感病毒从鸟类传播到哺乳动物的机制
基本信息
- 批准号:08660355
- 负责人:
- 金额:$ 1.22万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
- 财政年份:1996
- 资助国家:日本
- 起止时间:1996 至 无数据
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
インフルエンザウイルス(IFV)は哺乳動物や鳥類に広く感染する。すべてのIFVは野生水禽のウイルスに由来すると考えられている。しかし、ウイルスが異なる動物種間を伝播する機序が解明されていない.IFVはHA蛋白を介して細胞表面のシアル酸を末端にもつ糖鎖レセプターに結合して感染する。そこで、本研究ではIFVのレセプター特異性と宿主域との関連を解析し、さらに感染実験によってその異動物種間伝播のメカニズムを解明することを目的とした。宿主の細胞表面上にあるレセプターの種類をレクチンを用いて解析した結果、馬、鯨、アザラシの呼吸器にはシアル酸がガラクトースにα2-3結合している糖鎖(α2-3)のみが存在し、豚、フェレットにはα2-3およびα2-6の両者が存在することが判明した。これらの成績はα2-3親和性の鳥IFVが馬に直接伝播可能であるという疫学的知見を裏づける。また、鯨およびアザラシのウイルスが鳥由来ウイルスであるという遺伝子解析結果をも支持する。一方、豚やフェレットでは、α2-6親和性の人ウイルスもα2-3親和性の鳥ウイルスも共に増殖するという以前の感染実験の成績に一致する。一方、人ウイルスから選択された、α2-3親和性変異株のHAのみを有し、他の遺伝子は全て馬のウイルス由来のハイブリッドウイルスを作出した。このウイルスのHAは226番目のアミノ酸がLeuから鳥ウイルスと同じGluに変化していた。しかし、このウイルスは馬では増殖しなかった。さらに228番目のアミノ酸も鳥ウイルスと同じGlyに変化したHAをもつハイブリッドウイルスを作出したところ、馬でよく増殖した。即ち、IFVが馬の気管で増殖するためには226番目に加えて228番目のアミノ酸も重要であることが判明した。現在、このアミノ酸がIFVのレセプター特異性にどのような変化をもたらすのかをレセプター結合試験により解析中である。
流感病毒(IFV)广泛感染哺乳动物和鸟类。所有 IFV 均被认为源自野生水禽病毒。然而,病毒在不同动物物种之间传播的机制尚未阐明。IFV 通过透明质酸蛋白与细胞表面的唾液酸末端碳水化合物受体结合来感染细胞。因此,本研究的目的是分析IFV受体特异性与宿主范围的关系,并通过感染实验阐明其种间传播机制。我们利用凝集素对宿主细胞表面的受体类型进行了分析,结果发现,在马、鲸鱼和海豹的呼吸器官中,只有唾液酸与半乳糖连接的糖链(α2-3)具有α2-发现猪和雪貂体内都存在α2-3和α2-6。这些结果支持了流行病学知识,即具有α2-3向性的禽IFV可以直接传播给马。它还支持鲸鱼和海豹病毒是禽类病毒的基因分析。另一方面,在猪和雪貂身上,具有α2-6亲和力的人类病毒和具有α2-3亲和力的禽病毒一起倍增,这与之前的感染实验结果一致。另一方面,我们创建了一种杂交病毒,它是从人类病毒中筛选出来的,只有α2-3亲和力突变体HA,所有其他基因都来源于马病毒。该病毒HA第226位氨基酸由Leu改为Glu,与禽病毒相同。然而,该病毒并未在马体内复制。此外,他们还创造了一种与HA混合的病毒,其中第228个氨基酸被改为Gly,与鸟类病毒相同,并且在马体内繁殖良好。换句话说,发现除了第226个氨基酸之外,第228个氨基酸对于IFV在马的气管中增殖也很重要。我们目前正在通过受体结合测试分析这种氨基酸如何改变 IFV 的受体特异性。
项目成果
期刊论文数量(4)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
T.Ito: "Differences in sialic acid-galactose linkages in the amnion and allantois of chicken eggs influence human influenza virus receptor specificity and variant selection." J.Virol.71(印刷中). (1997)
T.Ito:“鸡蛋羊膜和尿囊中唾液酸-半乳糖连接的差异影响人类流感病毒受体特异性和变体选择。”J.Virol.71(出版中)。
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T.Ito: "Receptor specificity of influenza A viruses correlates with the agglutination of erythrocytes from different animal species." Virology. 227. 493-499 (1996)
T.Ito:“甲型流感病毒的受体特异性与不同动物物种的红细胞的凝集有关。”
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- 影响因子:0
- 作者:
- 通讯作者:
T.Ito: "Receptors of influenza A viruses:Implications for the role of pigs for the generation of pandemic human influenza viruses" Options for the control of influenza III. 516-519 (1996)
T.Ito:“甲型流感病毒的受体:猪对产生大流行性人类流感病毒的作用的影响”控制 III 型流感的选择。
- DOI:
- 发表时间:
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
- 通讯作者:
T.Suzuki: "Sulfatide binds to human and animal influenza A viruses,and inhibits the viral infection." Biochemical J.318. 389-393 (1996)
T.Suzuki:“硫脂苷与人类和动物甲型流感病毒结合,并抑制病毒感染。”
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