超分子的相互作用を利用した環状高分子を効率的かつ簡便に合成する手法の開発

开发一种利用超分子相互作用高效、轻松合成环状聚合物的方法

基本信息

批准号：
22K19066
负责人：
小林裕一郎
金额：
$ 4.08万
依托单位：
Osaka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-06-30 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

環状高分子は、線状高分子とは異なる物性を持っていることから注目されている。環状ポリマーを得るには、線状ポリマーの末端を分子内で結合させる必要がある。高濃度では分子間結合が分子内結合より優先されるため、環状ポリマーは一般に低濃度で合成される。そのため、環状高分子を高濃度で合成することは困難であった。本研究では、擬ポリロタキサン (pPRxs) を使用して、高濃度のポリマー水溶液から環状ポリマーを取得する新しい方法論を示す。環状ポリマーは、環状ホストの空隙に直鎖状ポリマーを貫入させてpPRxを形成し、その後、直鎖状ポリマーの末端を連結することによって得られる。 pPRxを用いた我々の方法では、従来の環状高分子合成では困難な濃度で環状高分子を合成することができた。具体的にはこれまでの10倍以上の濃度において、効率的に環状高分子を得ることが出来た。

环状聚合物因其具有不同于线性聚合物的物理性质而引起人们的关注。为了获得环状聚合物，需要在分子内键合线性聚合物的末端。环状聚合物通常在低浓度下合成，因为在高浓度下，分子间键优先于分子内键。因此，高浓度环状聚合物的合成一直很困难。在这项研究中，我们展示了一种使用准聚轮烷（pPRxs）从高浓度聚合物水溶液中获得环状聚合物的新方法。环状聚合物是通过将线性聚合物渗透到环状主体的空隙中形成pPRx，然后连接线性聚合物的末端而获得的。使用我们的 pPRx 方法，我们能够以传统环状聚合物合成难以达到的浓度合成环状聚合物。具体而言，我们能够以比以前高10倍的浓度有效地获得环状聚合物。

项目成果

期刊论文数量（7）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

高分子濃厚溶液にγシクロデキストリンを添加することによる高分子末端間反応制御

通过将γ-环糊精添加到浓缩的聚合物溶液中来控制聚合物末端之间的反应

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
辻佳弘・小林裕一郎・原田明・山口浩靖
通讯作者：
辻佳弘・小林裕一郎・原田明・山口浩靖

超分子錯体による機能性ポリマー材料の開発と超分子硫黄ポリマーの合成

利用超分子配合物开发功能高分子材料及超分子硫聚合物的合成

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
小林裕一郎
通讯作者：
小林裕一郎

２０２２年７月　ヤングサイエンティスト講演賞

2022年7月青年科学家讲座奖

DOI：
发表时间：
期刊：
影响因子：
0
作者：
通讯作者：

Supramolecular Polysulfide Polymers

超分子多硫化物聚合物

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
Yuichiro Kobayashi・Yuki Yamagishi・Daiki Kitano・Akiyoshi Horiguchi・Ryuto Nishimura・Shun Hashimoto・Akira Harada・Hiroyasu Yamaguchi
通讯作者：
Yuichiro Kobayashi・Yuki Yamagishi・Daiki Kitano・Akiyoshi Horiguchi・Ryuto Nishimura・Shun Hashimoto・Akira Harada・Hiroyasu Yamaguchi

γシクロデキストリンの包接現象を利用した高濃度での環状ポリマー合成

利用γ-环糊精包合现象合成高浓度环状聚合物