水田LISA技術開発のための生物群集の多様化と窒素循環系の関連性解析手法の確立

建立生物群落多样性与氮循环系统关系分析方法，开发水稻LISA技术

基本信息

批准号：
06856038
负责人：
日鷹一雅
金额：
$ 0.7万
依托单位：
Ehime University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

レンゲ、ヘアリペッチといった豆科草種を前作とし、それらを代掻き時に鋤込み移植栽培する伝統的な有機稲作区と、不耕起のまま土壌表層に豆科植物の残渣を放置させた草生不耕起LISA区の無農薬・無化学肥料区、および除草剤を用いた慣行栽培区(病害虫は少発生で無防除)の3つの栽培条件における比較実験を合計40aの圃場で試みた。松山地方の記録的な水不足もあり一部の圃場で十分な水量が得られなかったが、レンゲとヘアリ-ペッチの耕起・不耕起区における収量は、レンゲ前作の伝統有機区と草生被覆区で483,484kg/10aで、ヘアリ-ペッチではそれぞれ560,539kg/10aとなり、耕起、不耕起の収量差は統計的に有為なものではなかったが、豆科草種間の差は約1俵認められた。各区の水稲生育パラメータ(草丈、葉身クロロフィル含量、茎数、地上部乾重)、約10日毎の病害虫・雑草発生量調査、土壌溶液と田面水とかんがい水の栄養塩分析用のサンプル採取を手法の開発検討も含め行った。また土壌は本田開始直後、栽培期間中一回、収穫直後の3回採取し保存した。栽培管理(とくに水管理)と採取作業に多大な労力を要したが、各項目の手法については今後の本格的な研究活動の進展に有意義な成果が得られた。とくに土壌溶液採集法に用いたポーラーカップ法は0.2μmマイクロポアフィルター濾過による規格化水分析手法との同一資料の窒素分析の結果有意差は認められず、従来より水試料の採集労力が大幅に解消された。現時点(2月末)ですべてのサンプルについて化学分析中のものもあるため、各区の生態系の構造の大枠しか把握できていないが、(1)ヘアリ-ペッチはレンゲに比べて窒素含量が1.5倍でまた雑草量を抑制し緑肥として優れていること、(2)耕起より不耕起条件の方が無駄な栄養生長の抑制された効率のよい生産系であったこと、(3)イチモンジセセリなど害虫発生も少なかったが示された。これらの成果は本年度招待講演の決定しているオーストリーとオランダで開催される二つの国際学会で公表される予定である。

传统的有机水稻种植区，黄芪、海里佩奇等豆科草作为前茬作物种植，在翻浆时翻耕移栽，豆科植物残体不耕作而留在土壤表面的草。在3种栽培条件下进行了对比试验：不使用农药和化肥的免耕LISA地块和使用除草剂的常规栽培地块（病虫害少，不防治病虫害），共计40英亩田地。尽管由于松山地区创纪录的缺水，一些田地无法获得足够的水，但黄芪和毛刺的耕作和免耕地块的产量明显低于以前种植黄芪的传统有机地块和草覆盖物。 483 在病房，毛紫草分别为 484 公斤/10 年和 560,539 公斤/10 年。虽然耕作和免耕之间的产量差异没有统计学意义，但豆科草种之间的差异约为 1 包。每个区域的水稻生长参数（株高、叶片叶绿素含量、茎数、地上干重），大约每 10 天调查一次病虫害和杂草发生情况，并采集样品用于土壤溶液、田间水和灌溉的营养盐分析这包括对方法开发的考虑。此外，土壤收集并储存了 3 次：本田开始后立即、耕作期间一次、收获后立即收集和储存土壤。虽然栽培管理（特别是水分管理）和采集工作需要付出很大的努力，但每一项的方法都为今后全面研究活动的进展产生了有意义的成果。特别是，用于土壤溶液采集的极杯法与使用0.2μm微孔过滤器过滤的标准化水分析方法相比，相同材料的氮分析结果没有显着差异，并且采集水样所需的劳动力显着减少与传统方法相比，已解决。目前（2月底），所有样本仍在进行化学分析，因此我们只能对每个地区的生态系统结构有一个大概的了解，但是（1）Hairy Petch的氮含量是其1.5倍亦杂黄芪。（2）免耕是一种比耕作更有效的生产系统，因为它可以抑制浪费的营养生长；（3）它还可以减少害虫（如中华蠹）的发生，尽管其数量很少。这些结果将在奥地利和荷兰举行的两次国际会议上公布，今年还将在这些会议上举办特邀讲座。