高血糖の動脈硬化促進機序に関する分子薬理学的研究

高血糖促进动脉硬化机制的分子药理学研究

基本信息

批准号：
06770507
负责人：
安成憲一
金额：
$ 0.58万
依托单位：
Osaka City University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

高血糖は動脈硬化の促進因子であることは広く知られている。また高血糖は血管の内皮細胞および血管平滑筋細胞のプロテインキナーゼCを活性化し,血管の肥厚および再構築をきたすことが報告されている。我々は培養血管平滑筋細胞を用いて,プロテインキナーゼCを活性化させる糖質コルチコイドがドパミン-Iレセプター反応を修飾することを報告した(文献1および第12回国際高血圧学会)。ドパミン-Iレセプター反応の研究は,昨年京都で開催された第5回国際末梢ドパミン会議にて,教育講演に選定された(文献2)。また,我々は,自然発症高血圧ラット(SHR)の培養血管平滑筋細胞のナトリウム利尿ペプチドレセプター反応が,対照であるウィスターラットより低下していること,および高血糖状態にすることで,さらに反応が低下することを昨年大阪で開催された第8回国際SHRシンポジウムで口演発表した(文献3)。高血糖がプロテインキナーゼCの活性化を介して血管平滑筋ナトリウム利尿ペプチドレセプター反応を減弱させることは,第9回ANP研究会で発表し,現在英文投稿中である。高血糖の血管平滑筋ドパミン-Iレセプター反応の修飾は,現在英文投稿中である。以上のように,高血糖は血管平滑筋細胞上のレセプター反応を修飾することで動脈硬化の促進に関与する可能性が本研究において示唆された。今後さらに高血糖の動脈硬化促進の機序について研究を進めるとともに,種々の治療手段によって高血糖による動脈硬化を退縮させる方法およびその機序について研究を進めていきたい(平成7年度一般研究(C)申請中)。

众所周知，高血糖是促进动脉硬化的一个因素。还有报道称，高血糖会激活血管内皮细胞和血管平滑肌细胞中的蛋白激酶C，导致血管增厚和重塑。使用培养的血管平滑肌细胞，我们报道了激活蛋白激酶 C 的糖皮质激素可改变多巴胺-I 受体反应（参考文献 1 和第 12 届国际高血压大会）。去年在京都举行的第五届国际外周多巴胺会议上，我们对多巴胺-I受体反应的研究被选为教育讲座（参考文献2）。我们还发现，培养的自发性高血压大鼠（SHR）血管平滑肌细胞中的利钠肽受体反应低于对照Wistar大鼠，而高血糖条件进一步增强了该反应。他在第八届国际SHR上做了口头报告。去年在大阪举办的研讨会（参考文献3）。高血糖通过激活蛋白激酶 C 减弱血管平滑肌利尿钠肽受体反应的发现已在第九届 ANP 研究组上发表，目前正在以英文提交。高血糖中血管平滑肌多巴胺-I 受体反应的修改目前正在以英文提交。如上所述，这项研究表明高血糖可能通过改变血管平滑肌细胞上的受体反应来促进动脉硬化。今后，我们希望进一步研究高血糖加速动脉硬化的机制，以及通过各种治疗手段逆转高血糖引起的动脉硬化的方法和机制的研究（1995财年综合研究（C）申请）。