発生過程において神経細胞核内に出現するユビキチン蛋白の機能についての研究

神经元细胞核中发育过程中泛素蛋白的功能研究

基本信息

批准号：
05780573
负责人：
金子律子
金额：
$ 0.58万
依托单位：
St. Marianna University School of Medicine
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1993
资助国家：
日本
起止时间：
1993 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-05780573/
关键词：
ユビキチン脊髄神経節(DRG)核発生

项目摘要

今年度はDRGの核内に存在するユビキチンについて研究を行った。ユビキチン蛋白は、アルツハイマー病についての研究から、神経原線維変化を形成しているPHF(paired helical filament)の構成要素であることが知られており、異常蛋白の除去が神経細胞内での主な機能と考えられていた。しかし、私共は、正常神経発生の過程の中で一過性にユビキチンが神経細胞の核内に出現することを免疫組織学的に見い出した。このことから、異常蛋白への結合とは異なる機能を、正常発生過程の神経細胞内でユビキチンが果している可能性が考えられた。そこで、まず、予備的実験から、出生後ユビキチン強陽性となった脊髄神経節(DRG)細胞について、核がユビキチン陽性となる時期や時間経過について詳細に検討した。方法としては、頸髄DRGをユビキチン抗体を用いて免疫染色し、DRG陽性核及び陰性核をもつ細胞数を計測した。その結果、胎生16日に既にユビキチン陽性のDRG細胞が出現しており、この時期の陽性細胞の割合は、約52%であった。胎生19日では、陽性細胞の割合は、約70%、生後0日では85%と高値を示した。その後、割合は減少し、生後3日では約50%、生後1週では約32%、生後2週では約9%、生後3週では約3%生後4週では1%弱であった。以上のことから、DRG細胞の核には、胎生期後期及び出生後数日間にユビキチンが多く存在することが明かになった。現在ウエスタン解析により、DRG細胞核内ユビキチン蛋白の存在様式について引き続き検討中である。

今年，我们对存在于DRG细胞核中的泛素进行了研究。从阿尔茨海默病的研究中得知，泛素蛋白是PHF（成对螺旋丝）的组成部分，它形成神经原纤维缠结，并且去除异常蛋白是神经细胞内的主要功能。然而，我们通过免疫组织学发现，在正常神经发生过程中，泛素短暂地出现在神经细胞的细胞核中。这表明泛素在正常发育过程中的神经元中可能具有与结合异常蛋白质不同的功能。首先，通过初步实验，我们详细研究了脊神经节（DRG）细胞在出生后变为强泛素阳性的细胞核变为泛素阳性的时间和时间过程。作为一种方法，使用泛素抗体对颈脊髓DRG进行免疫染色，并对DRG阳性和阴性细胞核的细胞数进行计数。结果，在胚胎第16天就已经出现了泛素阳性的DRG细胞，该阶段的阳性细胞比例约为52%。在胚胎第19天，阳性细胞的百分比约为70%，在出生后第0天，阳性细胞的百分比高达85%。此后，出生后3天该比例下降至约50%，出生后1周约32%，出生后2周约9%，出生后3周约3%，出生后4周略低于1%出生后。由上可知，在胚胎后期和出生后数天内，DRG细胞的细胞核中富含泛素。我们目前正在利用 Western 分析研究 DRG 细胞核中泛素蛋白的存在。