水害経験による住民の意識変化を考慮した水害避難行動シミュレーションモデルの開発

开发洪水疏散行为模拟模型，考虑居民因洪水经历而发生的意识变化

基本信息

批准号：
05780344
负责人：
堀智晴
金额：
$ 0.58万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1993
资助国家：
日本
起止时间：
1993 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では,水害時の住民の対応行動が過去の水害経験やそれに基づく情報に対する態度によって大きく影響を受けることに着目し,水害を経験することあるいは長期間経験しないことによる水害意識の変化や,水害を経験した際に提供された情報の適・不適によって変化する住民の情報に対する態度が避難行動に影響を与えるプロセスのモデルを開発した.まず,水害に対して流域住民が個々に持っている漠然とした意識を水害危険観としてファジイ集合で表現し,水害を経験することを経て危険観の変化する様子をファジイ推論を用いてモデル化した.さらに,水害を経験しない期間に過去の経験を忘却していく過程を,水害危険観を定義するメンバーシップ関数の形状変化で説明する.さらに,水害時に住民が得た情報は,個々人の評価を経た上で避難行動に影響を与えることに注目し,洪水時に与えられる情報に対する個々人の評価を表現するパラメータとして情報依存度を定義した.そして,一回の洪水を経験した際に,個々人が受け取った水害・避難情報と洪水中に経験した浸水位との対応関係から情報依存度が変化する様子を,ファジィ知識ベースに記述している.

在本研究中，我们关注的事实是，居民在发生洪水时的反应行为很大程度上受到他们过去的洪水经历以及他们对基于该经历的信息的态度的影响，这可能会根据洪水的适用性或不适用性而有所不同。遭遇洪涝灾害时提供的信息。我们建立了一个模型，说明居民对日益多样化的信息的态度影响他们的疏散行为的过程。首先，我们将流域居民个人对洪水灾害的模糊认识表达为洪水风险感作为一个模糊集。使用模糊推理，我们使用模糊推理来检查风险认知如何通过经历而改变此外，在未经历洪水期间忘记过去经历的过程可以通过定义洪水风险感知的隶属函数形状的变化来解释。此外，居民在洪水期间获得的信息主要集中在个体评估后疏散行为的影响，信息依赖性被定义为表达个体对接收到的信息的评价的参数。然后，当个体经历单次洪水时，接收到的洪水损害/疏散信息与洪水期间经历的淹没水平之间的对应关系被确定。信息依赖性的变化在模糊知识库中描述。