分子性固体場の創造と物性科学への展開

分子固体场的创建和凝聚态科学的发展

基本信息

批准号：
03353001
负责人：
丸山有成
金额：
$ 1.28万
依托单位：
Okazaki National Research Institutes
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
财政年份：
1991
资助国家：
日本
起止时间：
1991 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

平成2年度の総合研究「分子性固体場の創造とその基礎電子物性」での3回の研究集会の討論を通じて、各研究者の画く分子性固体場の概念が個々に深化、明確化すると同時に、それについての相互理解も大いに進展した。そこで、平成3年度においては、"分子性固体場"の概念を新しい物性科学へと展開していくことを目標とした。その過程でいくつかの新しい重要な物質系が登場し、それに伴って班員の中でも新規物性が発現する系がいくつか見出された。このような新しい状況に十分対処し得るために、本年度は2回の全体研究集会を開催した。新しい物質系に関する研究のうち主なものとしては、炭素クラスタ-C_<60>類の新規固体物性、新規対アニオンを持つ(BEDTーTTF)X型有機超伝導体、σ共役ポリマ-(ポリシラン、ポリジアセチレン)の新光機能、新規水素結合結晶の誘電特性、ゼオライト細孔中の低次元励起子状態、dーπ電子相互作用型錯体などがあげられる。まず第1回の研究会は平成3年9月13、14日、23名の出席を得て静岡県焼津において行われ、班員の約半数の研究分担者によって研究発表がなされた。13日夕の懇親会及び14日の最終プログラムにおいて、新しい研究内容を踏まえて今後の総合研究の進むべき方向についても討論が行われた。第2回研究集会は、平成4年2月28、29日、28名に出席を得、再び焼津において開催された。今回は、前回未発表班員の研究発表を中心に討論を進め、新しい状況の十分な把握を行った。本年度2回の研究集会を行った結果、現在の班員構成のもとでの討論は、個々の研究を総合的に進展していく上で大変有効であることが再確認され、少なくとももう1年間の同様な総合研究を継続しその後の発展に対処したいという班員の以降が集約できた。

通过1990年综合研究项目“分子固体场的产生及其基本电子性质”的三场研究会议的讨论，加深和明确了各个研究人员提出的分子固体场的概念，并对此有了相互的了解。巨大的进步。因此，1991年，我们旨在将“分子固体场”的概念发展成为凝聚态科学的新领域。在此过程中，出现了几种新的重要材料系统，随之而来的是团队成员中发现了几种表现出新物理性质的系统。为妥善应对新形势，今年我们召开了两次综合学习会。新材料体系主要研究包括碳团簇的新固态特性-C_<60>、具有新抗衡阴离子的X型有机超导体（BEDT-TTF）、σ-共轭聚合物（聚硅烷，实例包括聚二乙炔的新光学功能）、新型氢键晶体的介电性能、沸石孔隙中的低维激子态以及d-π电子相互作用型配合物。第一次研究会于1991年9月13日至14日在静冈县烧津市召开，参加人数23人，约半数成员作了研究报告。 13日晚的联谊会和14日的决赛节目中，根据新的研究内容，讨论了未来综合研究的方向。 1992年2月28日至29日，第二次研究会在烧津再次召开，出席人数28人。这次的讨论集中在团队成员以前没有做过的研究报告上，我们能够对新形势有一个全面的了解。今年召开了两次研究会，再次确认了目前的小组构成下的讨论对于全面推进个人研究非常有效，至少再召开一次研究会，我们能够总结一下所发生的情况。小组成员希望继续进行过去一年进行的全面研究并应对未来的发展。