機能分析に基づく戦略的原価管理システムの理論および実践的研究

基于泛函分析的战略成本管理系统理论与实践研究

基本信息

批准号：
02630067
负责人：
吉川武男
金额：
$ 1.41万
依托单位：
Yokohama National University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1990
资助国家：
日本
起止时间：
1990 至 1992
项目状态：
已结题

项目摘要

平成4年度の研究は、アクティビティ・ベースの原価計算システムと機能分析の統合可能性と、新しい原価管理システムの展開を試みた。周知の通り、アクティビティ・ベースの原価計算は、製造間接費の発生原因を企業活動、特に日常的なアクティビティに求め、このアクティビティを原価配分の基準に考えた、製品原価の原価計算方法として開発された。しかし、このアクティビティを単なる製品原価の算定のための原価配分基準のみに終始する事なく、原価管理の対象として考え、研究をすすめた。これまでの研究では、アクティビティを付加価値を生むアクティビティと付加価値を生まないアクティビティに区分し、これらのアクティビティに原価を集計することにより、企業がいかに付加価値の高い活動に経営資源を費やしているかを評価する方法が考えられた。かりに付加価値を生まないアクティビティに経営資源を必要以上に費やしているときは、このアクティビティをできるだけ排除しようとする考えである。このようにアクティビティ・ベースの原価計算は、製品原価の算定のための原価計算システムから原価管理のため原価計算システムへと変貌している。しかし、こうした原価管理の理論に問題がない訳ではない。まず、誰が何をもって付加価値を生まないアクティビティと決め付けることが出来るかという問題である。即ち、付加価値を生まないアクティビティとはいかなる基準により決定することが出来るかである。本年度は、こうした問題を解決するために、機能分析を活用し、アクティビティ情報に基づく原価管理システムを具体的に研究した。この原価管理システムについては、米国のジャーナルに投稿し、受理されている。

1992年的研究试图探索将作业成本核算系统与功能分析相结合的可能性，并开发一种新的成本管理系统。众所周知，作业成本法是作为产品成本的成本计算方法而发展起来的，它确定企业活动，特别是日常活动中制造间接成本的原因，并将这些活动视为成本分配的基础。但我们并没有简单地将这项活动作为计算产品成本的成本分配标准，而是将其作为成本控制的对象进行研究。以往的研究主要关注企业如何将管理资源用于高附加值活动，通过将活动分为附加值活动和非附加值活动，并汇总这些活动的成本，设计了一种评估方法。当公司在不创造附加值的活动上花费过多的管理资源时，我们的想法是尽可能消除这项活动。这样，作业成本法正在从计算产品成本的成本核算体系向进行成本管理的成本核算体系转变。然而，这种成本控制理论也并非没有问题。首先，存在谁和什么可以确定一项活动不产生附加值的问题。换句话说，根据什么标准可以确定不产生附加值的活动？今年，为了解决这些问题，我们利用功能分析的方法，专门研究了基于活动信息的成本管理系统。该成本管理系统已投稿美国某期刊并已被接受。