Sustainable resource management and poverty alleviation for small-scale fishing communities: a field experiment in Thailand

小规模渔业社区的可持续资源管理和扶贫：泰国的实地实验

• 批准号: 21KK0119
• 负责人: 三谷 羊平
• 金额: $ 12.06万
• 依托单位: Kyoto University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
• 财政年份: 2021
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2021-10-07 至 2026-03-31
• 项目状态: 未结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21KK0119/
• 关键词: 持続的資源管理; 貧困削減; 零細漁民; クラブバンク; フィールド実験; 共有資源; 開発経済学; 環境ガバナンス; 持続的資源管理; 貧困削減; 零細漁民; クラブバンク; フィールド実験; 共有資源; 開発経済学; 環境ガバナンス

開発途上国における地域生態系の保全と地域住民の経済発展の両立は、人類社会の持続可能な発展の実現に不可欠な重要課題である。本研究プロジェクトでは、タイの海洋生態系の保全と現地零細漁民の貧困削減の両立を事例として、日本とタイの生態学・経済学・環境学者からなる国際研究グループを構築し、途上国における持続可能な資源管理手法の開発と実践を試みる。特に本研究では「クラブバンク」という漁民参加型資源管理手法に着目し、その導入と制度設計が、タイ沿岸地域の零細漁村における水産資源保全と経済発展に与える効果を、サーベイ調査、ケーススタディ、フィールド実験を用いて明らかにする。2023年1月には、三谷と三浦がタイのAttanovichを訪問し、カセサート大学でのセミナー開催やトラット県での現地調査を共同で行った。また翌月には、Attanovichが来日し、松山大学で新井・三浦・岩崎・三谷と進歩状況を共有するワークショップを開催した。環境班は、トラン県の50を超えるクラブバンクグループを調査し、漁民の漁業活動や経済状態及びグループの活動について基礎的なデータを収集し、現状や課題を整理した。経済班は、トラット県の100を超える漁民を対象にフィールド実験を行い、クラブバンクが社会資本形成へ果たす役割を分析した。フィールド実験からは、クラブバンク活動への参加が漁民間の信頼や協力を高めるという証拠を得ると同時に、新たな研究構想につながる着想を得た。現在、論文執筆に向けた分析の精緻化に取り組んでいる。

平衡发展中国家区域生态系统的保护和当地居民的经济发展是实现人类社会可持续发展的重要问题。该研究项目将建立一个国际研究小组，该研究小组包括来自日本和泰国的生态，经济学和环境学者，以泰国海洋生态系统的平衡并减少当地小渔民的贫困，并将尝试在发展中国家开发和实施可持续的资源管理方法。特别是，本研究的重点是渔民的“俱乐部银行”资源管理方法，并使用调查研究，案例研究和现场实验来阐明其引入和系统设计对泰国沿海地区小型渔村渔业资源保护和经济发展的影响。 2023年1月，米塔尼（Mitani）和米拉（Miura）访问了泰国的阿塔塔维奇（Attanovich），在卡塞萨特大学（Kasetsat University）举行了研讨会，并在特拉特省（Tratt Province）共同进行现场调查。第二个月份，阿塔托维奇（Attanovich）访问了日本，并在松山大学（Matsuyama University）举行了一个研讨会，与阿莱（Arai），米拉（Miura），伊瓦萨基（Iwasaki）和米塔尼（Mitani）分享进度。环保团队调查了特兰省的50多个俱乐部银行集团，收集了有关渔民捕鱼活动，经济状况和小组活动的基本数据，并组织了当前的状况和问题。经济集团在特拉特县对100多名渔民进行了实地实验，并分析了俱乐部银行在建设社会资本中所扮演的角色。现场实验提供了证据表明，参与俱乐部银行活动会增加渔民之间的信任与合作，同时还为新的研究计划提供了灵感。目前，他正在详细阐述他的分析撰写论文。