個体生命を支える素機構の統合
支持个体生命的基本机制的整合
基本信息
- 批准号:12CE2007
- 负责人:
- 金额:$ 1273.6万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for COE Research
- 财政年份:2000
- 资助国家:日本
- 起止时间:2000 至 2004
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
本研究は、(1)それぞれの細胞が持つ核に与えられている一組の遺伝情報(ゲノム情報)がどのようにして読み出され、個体をつくるのか?(2)その個体では、ゲノムや細胞がうけるさまざまな損傷をどのように修復して健全な生命を維持するのか?という生命の基本問題に答えようとするものである。異体的な素機構(遺伝子複製・修復・転写、分化調節、アポトーシス、核 細胞質間輸送などに関するもの)の解析から出発しつつ、階層縦断的なアプローチからなる組織的な研究を実施して、個体の形成と個体生命の維持機構の全体像を示すことを目標とした。平成16年度には、以下に述べる研究の進展がみられた。1.分泌タンパク質Nodalとその阻害タンパク質の相互作用によって細胞内のSmad-FoxH1タンパク質複合体の活性が制御されて原始内胚葉領域が移動し、それが、胚の将来の脳(前側)部分を裏打ちして体の頭尾方向が決まることを示した。多系統のノックアウトマウスと高度の胚操作技術を駆使した。(濱田)2.その過程の後、神経誘導のプロセスによって、SOX2転写調節因子遺伝子が発現を開始して、胚の中の将来の脳を規定しながら頭部側より尾部側に向かって発現領域を広げる。神経誘導の開始、また、異なった脳部域を制御する5種類のエンハンサーを見つけて、神経誘導および脳の部域化の各ステップを分析した。SOX2は単独で作用するのではなく、PAX, POUファミリーの転写複合体をつくり、それらの複合体がもつDNA結合と活性の特異性にもとづいて遺伝子群を制御することを示した。(近藤)3.転写と共役したDNA修復に関与するXAB2蛋白質複合体を中心とした研究をすすめた。色素性乾皮症A群(XPA)蛋白質に結合する蛋白質であるXAB2を含む蛋白質複合体の精製を行い、分析した。XAB2蛋白質コア複合体は6種類の構成因子からなることがわかった。複合体構成因子の幾つかはスプライシング因子として知られているものであった。XAB2をノックダウンした細胞は、TCR能が低下し、紫外線高感受性となり、mRNAスプライシングにも異常を示した。XAB2が、TCR、転写、スプライシングに関与する多機能性蛋白質複合体の繋ぎめ的因子であることが示された。(田中)4.DNA複製開始に必須な新しい蛋白複合体GINS(Sld5-Psf1-Psf2-Psf3の複合体)を分析した。この蛋白複合体は染色体複製に必須なDNA polymerase εと直接相互作用して、染色体複製開始反応を行っていることをin vivo及びin vitroで明らかにした。一方、この染色体複製開始を厳密に制御しているCdc7/Dbf4 protein kinase複合体の複製開始反応における機能解析を行い、Cdc7/Dbf4複合体がMcm2-7複合体に定量的に結合することが重要であることを明らかにした(杉野)5.アポトーシス反応の惹起にかかわるミトコンドリア膜透過性の制御をノックアウトマウスを用いて解析した。ミトコンドリア膜透過性亢進に関わることが示唆されていたシクロフィリンDノックアウトマウスを作製した。このマウスのミトコンドリアは、Caなどにより誘導される膜透過性亢進現象を起こさないことを示した。また、ミトコンドリア膜透過性に関与する可能性を見いだした新規のミトコンドリア膜チャネルの機能の詳細な解析を実施した。(辻本)6.転写調節因子の核局在化シグナル受容体であり、importin βと核蛋白質の結合を仲介するアダプダー分子であると考えられていたimportin αが、importin βと関係なく、それ自身の能力で核膜孔を通過できることを示し、輸送機構の多様性を明らかにしてきた。また、importin βの変異体を利用することにより、核膜孔の核内外通過において重要なimportin βの核膜孔複合体相互作用領域を決定することができ、核膜孔通過の方向性決定の理解に向けた研究を進めることができた。(米田)
这项研究的重点是(1)赋予每个细胞细胞核的一组遗传信息(基因组信息)是如何被读出以创建个体的?(2)基因组是如何的,它试图回答生命的基本问题:细胞如何修复受到的各种损伤并维持健康的生活?我们从分析不同的基本机制(涉及基因复制、修复、转录、分化调控、细胞凋亡、核质运输等)出发,采用分层、纵向的方法进行系统研究,目的是提供一个整体。微生物的形成和个体生命的维持机制的图景。 2004年,取得了以下研究进展。 1. 分泌蛋白Nodal与其抑制蛋白之间的相互作用控制细胞内Smad-FoxH1蛋白复合物的活性,导致原始内胚层区域的运动,该区域将排列在胚胎的未来大脑(前部)部分。结果表明,身体的头尾方向由下式决定:我们充分利用了多品系基因敲除小鼠和先进的胚胎操作技术。 (Hamada) 2. 在这个过程之后,SOX2转录调节基因通过神经诱导过程开始表达,表达区域从颅侧移动到尾侧,定义了胚胎中未来的大脑扩展。我们发现了五种启动神经诱导并控制不同大脑区域的增强子,并分析了神经诱导和大脑区域化的每个步骤。我们发现 SOX2 并不单独起作用,而是形成 PAX 和 POU 家族的转录复合物,并根据 DNA 结合的特异性和这些复合物的活性来控制基因。 (Kondo) 3. 我们的研究重点是 XAB2 蛋白复合物,该复合物参与 DNA 修复和转录。纯化并分析了含有 XAB2 的蛋白质复合物,XAB2 是一种与着色性干皮病 A 组 (XPA) 蛋白质结合的蛋白质。 XAB2 蛋白核心复合物被发现由六个组成因子组成。一些复杂的组成因子被称为剪接因子。 XAB2被敲低的细胞TCR能力下降,对紫外线的敏感性增加,并且mRNA剪接出现异常。 XAB2 被证明是参与 TCR、转录和剪接的多功能蛋白复合物中的连接因子。 (田中) 4. 我们分析了一种新的蛋白质复合物 GINS(Sld5-Psf1-Psf2-Psf3 复合物),它对于 DNA 复制的启动至关重要。我们在体内和体外证明,这种蛋白质复合物直接与染色体复制所必需的 DNA 聚合酶 ε 相互作用,并启动染色体复制。另一方面,我们分析了严格控制染色体复制起始的Cdc7/Dbf4蛋白激酶复合物在复制起始反应中的功能,发现Cdc7/Dbf4复合物与Mcm2定量结合非常重要。 -7复合物。(Sugino) 5.使用基因敲除小鼠分析了参与细胞凋亡反应诱导的线粒体膜通透性的控制。我们培育了亲环蛋白 D 敲除小鼠,该小鼠被认为与线粒体膜通透性有关。我们发现该小鼠的线粒体不会受到 Ca 或其他物质诱导的膜通透性增强的影响。我们还对一种新型线粒体膜通道的功能进行了详细分析,发现该通道可能与线粒体膜通透性有关。 (Tsujimoto) 6. Importin α,它是转录调节因子的核定位信号受体,被认为是介导 importin β 和核蛋白之间结合的衔接分子,我们已经证明了它能够通过核孔通过核膜孔的能力,并揭示了运输机制的多样性。此外,通过使用importin β突变体,可以确定importin β与核孔复合物的相互作用区域,这对于核孔进出细胞核很重要,并确定核孔的方向我们能够推进研究以实现理解。 (米田)
项目成果
期刊论文数量(36)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
Konishi, A., Yoneda, Y., Tsujimoto Y.et al.: "Involvement of histone H1.2 in apoptosis induced by DNA double-strand breaks."Cell. 114. 673-688 (2003)
Konishi, A.、Yoneda, Y.、Tsujimoto Y.等人:“组蛋白 H1.2 参与 DNA 双链断裂诱导的细胞凋亡。”细胞。
- DOI:
- 发表时间:
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
- 通讯作者:
Lee, S.J., Tsukihara, T., Yoneda, Y.et al.: "The structure of importin-b bound to SREBP-2 : Insights into nuclear transport of a transcription factor."Science. 302. 1571-1575 (2003)
Lee, S.J.、Tsukihara, T.、Yoneda, Y.等人:“与 SREBP-2 结合的 importin-b 的结构:对转录因子核运输的见解。”《科学》。
- DOI:
- 发表时间:
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
- 通讯作者:
Sugino, A.et al.: "The DNA polymerase domain of Polε is required for rapid, efficient and highly accurate chromosomal DNA replication, telomere length maintenance, and normal cell senescence in Saccharomyces cerevisiae"J. Biol. Chem.. 277. 28099-28108 (20
Sugino, A. 等人:“酿酒酵母中快速、高效和高精度的染色体 DNA 复制、端粒长度维持和正常细胞衰老需要 Polε 的 DNA 聚合酶结构域”J. Biol. 277。 -28108 (20
- DOI:
- 发表时间:
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
- 通讯作者:
Hamada, H.et al.: "Lefty inhibits Nodal signaling by interaction with a common receptor and by efficient diffusion"Genes to Cells. 7. 401-412 (2002)
Hamada, H.等人:“Lefty 通过与共同受体相互作用并通过有效扩散”基因至细胞来抑制 Nodal 信号传导。
- DOI:
- 发表时间:
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
- 通讯作者:
Sakai, Y. et al.: "CYP26/P45ORA, a retinoic acid-inactivating enzyme, is required for establishing an uneven distribution of retinoic acid alongthe anteroposterior axis within the mouse embyro"Genes & Dev.. 15. 213-225 (2001)
Sakai, Y. 等人:“CYP26/P45ORA,一种视黄酸失活酶,是在小鼠胚胎内沿前后轴建立视黄酸不均匀分布所必需的”基因
- DOI:
- 发表时间:
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
- 通讯作者:
{{
item.title }}
{{ item.translation_title }}
- DOI:
{{ item.doi }} - 发表时间:
{{ item.publish_year }} - 期刊:
- 影响因子:{{ item.factor }}
- 作者:
{{ item.authors }} - 通讯作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ journalArticles.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ monograph.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ sciAawards.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ conferencePapers.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ patent.updateTime }}
近藤 寿人其他文献
内耳発生における転写制御因子Sox8とSall4によるSox3遺伝子の発現制御機構
内耳发育过程中转录调节因子 Sox8 和 Sall4 对 Sox3 基因表达的调节
- DOI:
- 发表时间:
2017 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
岡本 優;西村 なおこ;松田 一成;Deshani C. Ranawakage;蒲池 雄介;近藤 寿人;内川 昌則 - 通讯作者:
内川 昌則
単一エンハンサー内でのSOX2-ZIC2、SOX2-PAX3の2つの転写因子相互作用によって、Sox2遺伝子が神経系と神経堤で活性化される
单个增强子内两个转录因子 SOX2-ZIC2 和 SOX2-PAX3 的相互作用会激活神经系统和神经嵴中的 Sox2 基因。
- DOI:
- 发表时间:
2019 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
飯田 英明;内川 昌則;近藤 寿人 - 通讯作者:
近藤 寿人
初期ニワトリ胚を用いたzfhx1 ファミリーの機能重複の検討
使用早期鸡胚胎检查 zfhx1 家族的功能冗余
- DOI:
- 发表时间:
2012 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
安見 孝広;内川 昌則;近藤 寿人;東 雄二郎 - 通讯作者:
東 雄二郎
食道上皮でのSOX2発現が失われると、上皮だけでなく間充織までも気管と気管支に変わる
当食管上皮中SOX2表达缺失时,不仅上皮而且间质也会转化为气管和支气管。
- DOI:
- 发表时间:
2019 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
寺元 万智子;菅原 諒;黒岩 厚;石井 泰雄;近藤 寿人 - 通讯作者:
近藤 寿人
エピブラスト幹細胞を用いて、着床後に体細胞系列が生み出される機構を研究する
利用外胚层干细胞研究植入后体细胞谱系生成的机制
- DOI:
- 发表时间:
2018 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
近藤 寿人;中村 香絵;渡邊 優作;藤井 麻衣;稲森 祥子;飯田 英明 - 通讯作者:
飯田 英明
近藤 寿人的其他文献
{{
item.title }}
{{ item.translation_title }}
- DOI:
{{ item.doi }} - 发表时间:
{{ item.publish_year }} - 期刊:
- 影响因子:{{ item.factor }}
- 作者:
{{ item.authors }} - 通讯作者:
{{ item.author }}
{{ truncateString('近藤 寿人', 18)}}的其他基金
Novel roles for the transcription factor OTX2 in the epiblast that regulate head development
转录因子 OTX2 在外胚层中调节头部发育的新作用
- 批准号:
21K06204 - 财政年份:2021
- 资助金额:
$ 1273.6万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
PAX6―SOX2―DNA複合体の塩基配列特異的な構造変化と遺伝子スイッチ機能
PAX6-SOX2-DNA复合物的序列特异性结构变化和基因开关功能
- 批准号:
20051014 - 财政年份:2008
- 资助金额:
$ 1273.6万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
Sox遺伝子の制御配列の保存と多用性が示す遺伝子群の進化
Sox 基因调控序列的保守性和多功能性表明基因组的进化
- 批准号:
17018025 - 财政年份:2005
- 资助金额:
$ 1273.6万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
ゲノム解析のための情報ツールの開発
基因组分析信息工具的开发
- 批准号:
04F04656 - 财政年份:2004
- 资助金额:
$ 1273.6万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
発がんと胚発生を支配する転写制御機構
控制癌发生和胚胎发育的转录控制机制
- 批准号:
10154201 - 财政年份:1998
- 资助金额:
$ 1273.6万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
胚発生に関する転写制御因子とがん化の関連
胚胎发育相关转录调控因子与癌变的关系
- 批准号:
06283218 - 财政年份:1997
- 资助金额:
$ 1273.6万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
N-mycによる組織間相互作用と器官形成の制御
N-myc 控制组织相互作用和器官形成
- 批准号:
05277206 - 财政年份:1993
- 资助金额:
$ 1273.6万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
胚性腫瘍と胚幹細胞の成立と分化の機構
胚胎肿瘤和胚胎干细胞的建立和分化机制
- 批准号:
05151031 - 财政年份:1993
- 资助金额:
$ 1273.6万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Cancer Research
水晶体分化とクリスタリン発現の転写因子群の研究
晶状体分化和晶状体蛋白表达转录因子的研究
- 批准号:
05273207 - 财政年份:1993
- 资助金额:
$ 1273.6万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
胚性腫瘍と胚幹細胞の成立と分化の機構
胚胎肿瘤和胚胎干细胞的建立和分化机制
- 批准号:
04151028 - 财政年份:1992
- 资助金额:
$ 1273.6万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Cancer Research
相似海外基金
Elucidating the significance of chromatin modification in gene regulation by living cell imaging
通过活细胞成像阐明染色质修饰在基因调控中的重要性
- 批准号:
17H01417 - 财政年份:2017
- 资助金额:
$ 1273.6万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
Elucidation of transcriptional and epigenomic regulation for maintaining normal cardiac function
阐明维持正常心脏功能的转录和表观基因组调控
- 批准号:
17H04174 - 财政年份:2017
- 资助金额:
$ 1273.6万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
Investigation of the significance of MRTF-A, a co-activator of SRF, in the development of obesity that is an underlying risk factor for cardiovascular diseases
研究 MRTF-A(SRF 的共激活剂)在肥胖发展中的重要性,肥胖是心血管疾病的潜在危险因素
- 批准号:
16K15442 - 财政年份:2016
- 资助金额:
$ 1273.6万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
Post-transcriptional gene expression regulation via mRNA surveillance system
通过 mRNA 监测系统进行转录后基因表达调控
- 批准号:
15H04331 - 财政年份:2015
- 资助金额:
$ 1273.6万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
恒常性維持シグナルの変換体としてのMaf転写因子の活性調節システムの解明
阐明 Maf 转录因子作为稳态信号转换器的活性调节系统
- 批准号:
20052018 - 财政年份:2008
- 资助金额:
$ 1273.6万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas