両親媒性分子のつくる二次元層状構造における有機分子との選択的複合体形成

两亲分子形成的二维层状结构中与有机分子选择性形成络合物

基本信息

批准号：
08231216
负责人：
奥山健二
金额：
$ 1.15万
依托单位：
Tokyo University of Agriculture and Technology
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1996
资助国家：
日本
起止时间：
1996 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では、一本鎖型界面活性剤(ホスト)のつくる二次元層状構造の中に、芳香族分子(ゲスト)が取り込まれて安定な複合体を形成する現象の基礎的な研究を行っている。即ち、溶液から結晶化した複合体単結晶を用いたX線結晶構造解析により詳細な複合体構造を調べると共に、粉末固体であるホストとゲストを乳鉢で混合することにより得た複合体粉末についても様々な面から研究し、その複合体形成要因について調べようとしている。これまでに既に9種のホスト分子と、12種のゲスト分子の作る20種以上の複合体結晶の結晶構造解析を行った。これらの結果より、 1.前年度に得られた、複合体結晶の構造様式がホスト依存型と、ゲスト依存型の2つに大別できるという結論をさらに裏付け、確実なものとした。また、新たに 2.界面活性剤分子のカウンターイオンの種類が構造に多大の影響を与えること、 3.ホスト分子とゲスト分子が複合体を形成するドライビングフォースは、ホスト・ゲスト間の水素結合形成だけではない事などを明らかにした。また、 4.ホストとゲストの成分比を変えて相図を作成することにより、DTAB/p-PPの系では単結晶として得られたホスト/ゲスト比が2/1の複合体の他に、1/1の複合体も存在することがわかった。

在本研究中，我们对芳香族分子（客体）与单链表面活性剂（主体）形成的二维层状结构结合并形成稳定的复合物的现象进行了基础研究。换句话说，我们使用从溶液中结晶的配合物的单晶通过X射线晶体结构分析研究了配合物的详细结构，并且还研究了通过在研钵中混合粉末状固体主体和客体而获得的配合物结构。我们正在从各个方面进行研究，探讨形成复合体的因素。到目前为止，我们已经分析了由9种主体分子和12种客体分子形成的20多种复杂晶体的晶体结构。这些结果进一步支持和巩固了前一年得到的结论，即复杂晶体的结构模式可以大致分为两种类型：主依赖型和客体依赖型。此外，我们新发现2.表面活性剂分子中反离子的类型对结构影响很大，3.导致主客体分子形成络合物的驱动力是主客体分子之间氢键的形成显然，这并不是唯一的事情。 4.通过改变主体和客体的成分比来制作相图，在DTAB/p-PP体系中，除了以单晶形式获得的主体/客体比为2/1的复合物之外，还发现1/1 复合体也存在。