プラント・オパール分析法および電気探査法による水田遺構の事前探査に関する研究

植物蛋白石分析与电勘探方法水田遗迹初探研究

基本信息

批准号：
07201206
负责人：
藤原宏志
金额：
$ 1.09万
依托单位：
University of Miyazaki
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1995
资助国家：
日本
起止时间：
1995 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本年度は水田遺構が包蔵されている土層とその範囲を探査する方法について、プラント・オパール分析法と地中レーダー法を組み合わせる方法について検討した。プラント・オパール分析により水田遺構が包蔵されている土層とその範囲を推定する方法は、すでに各地の遺跡で応用され、その有用性が立証されている。しかし、この分析法では、水田遺構の存在位置を探査できるものの、水田遺構の具体的な形状を知ることはできない。地中レーダー法は土層に包蔵されている遺構の姿を予知しようとする方法であるが、土層構造の多様性に災いされ、層厚が大きい場合は良好な結果を得にくいのが現状である。ここでは、プラント・オパール分析法により水田遺構包蔵層を推定し、考古学的発掘調査が水田層の直上まで進んだ段階で地中レーダーを用い、遺構の具体的形状を把握しようとするものである。実験はシルト質粘土で造った模擬水田遺構を砂および砂質シルトで覆った状態にし、被覆層の厚みと水分の変化により、レーダー像がどのように変化するかを観察した。実験の結果、水田址の直上10cmから照射計測した場合、極めて良好な像を得られることが判ったこの結果から判断すると、この方法は実際の遺跡調査現場でも充分応用しうるものと思われるので、次年度は実用化試験を行いたい

今年，我们研究了一种将植物蛋白石分析法与探地雷达法相结合的方法，对含有稻田遗迹的土层及其区域进行勘探。利用植物蛋白石分析估算含有水田遗迹的土层及其面积的方法已应用于各地遗址，其实用性已得到证实。然而，这种分析方法虽然可以发现水田遗迹的位置，但却无法得知水田遗迹的具体形状。探地雷达法是一种试图预测土层中所含遗迹出现的方法，但受到土层结构多样性的影响，在土层厚度较大时很难获得良好的结果。在这里，我们将使用植物蛋白石分析方法来估计包含稻田遗迹的层，一旦考古发掘直接在稻田层上方进行，我们将使用地下雷达来了解遗迹的具体形状。实验中，我们用沙子和砂质粉砂覆盖了由粉质粘土构成的模拟水田结构，并观察了雷达图像随覆盖层厚度和含水量变化的变化。实验结果发现，从稻田正上方10厘米处照射测量，可以获得非常好的图像。从这些结果来看，该方法似乎完全可以应用于实际的废墟调查现场。，明年我想进行一次实际测试。