多店相互作用が可能な不斉空間の構築

打造允许多店互动的不对称空间

基本信息

批准号：
06225215
负责人：
青山安宏
金额：
$ 1.54万
依托单位：
Nagaoka University of Technology
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

(1)ホストーゲスト間のCH-パイ相互作用の解明と不斉誘起の機構レゾルシン環状四量体と極性の高いゲストとの錯形成がゲストーホスト間のCH-パイ相互作用(CH-パイ水素結合)により駆動されること、およびこのような相互作用が不斉誘起をもたらすことを、熱力学パラメーター、H/D同位体効果を含む種々の物理化学的手法により明らかにした。また、この相互作用の本質が誘起双極子相互作用であることも解明した。(2)L-プロリン基を有するレゾルシン環状四量体の不斉NMRシフト試薬としての利用標題の不斉ホスト化合物にキラルなゲストがとこまれると、光学異性体により構造が異なり、これがホストの環電流効果に基づくゲストのNMRシフトの違いとして識別できる。このように、不斉ホストが不斉NMRシフト試薬として利用できることを明らかにした。これは、アミノ酸などの光学純度を決定するための、非常に簡便にして高精度の分析法を提供するものである。(3)多孔質有機結晶のゲストとりこみ能アントラセンのビスレゾルシン誘導体は水素結合ネットワークにより分子状のシートを形成し、生じた空孔には水から極性有機化合物、さらには炭化水素に至る極めて多彩なゲスト分子を、気相、液相、固相の種々の物理状態から化学量論的にとりこむことが明らかになった。

（1）主客体CH-pi相互作用及手性诱导机制的阐明间苯二酚环状四聚体与高极性客体之间形成的络合物是客体CH-pi相互作用（CH-pi氢键）这种相互作用是由手性感应驱动的，使用各种物理化学方法，包括热力学参数和 H/D 同位素效应。我们还发现这种相互作用的本质是诱导偶极子相互作用。 (2)利用具有L-脯氨酸基团的间苯二酚环状四聚体作为不对称NMR位移试剂当将手性客体引入到标题的不对称主体化合物中时，结构根据光学异构体而不同，并且这可以鉴定为基于环电流效应的客体 NMR 位移的差异。通过这种方式，我们证明了不对称主体可以用作不对称NMR位移试剂。这提供了一种用于测定氨基酸等的光学纯度的非常简单且高度准确的分析方法。 (3)多孔有机晶体的客体吸收能力蒽的双间苯二酚衍生物通过氢键网络形成分子片，所形成的孔包含从水到极性有机化合物甚至碳氢化合物的极其广泛的物质。分子可以从各种物理状态（例如气相、液相和固相）以化学计量方式掺入。