ナノ粒子による近接場の局在と増強に関する研究

纳米粒子近场定位与增强研究

基本信息

批准号：
09241220
负责人：
林真至
金额：
$ 1.92万
依托单位：
Kobe University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1997
资助国家：
日本
起止时间：
1997 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

今年度は以下のような成果を得た。1.ギャップモードの直接観測:今回、分光測定により微粒子と二次元表面の間に生じるギャップモードの振る舞いを直接的にとらえることを試みた。Al表面上にSpacer LayerとしてSiO_2膜をスッパタリングで着け、その上にAg Island粒子を蒸着で配置した。Spacer Layerの膜厚を種々変化させながら、試料の反射吸収スペクトルを測定した結果、Ag Island粒子による表面プラズモン吸収が観測され、粒子がAl表面から遠ざかるにつれ吸収ピークが長波長シフトすることが見いだされた。これは、ギャップモードに関する理論的予測と一致しており、ギャップモードの存在を直接的に示していると言える。2.長距離伝搬モードの励起とラマン散乱の増強の観測:ATR法によって銅フタロシアニン膜に長距離伝搬モードを励起し、ラマン散乱の増強の測定を試みた。ATRスペクトルの鋭い落ち込みと同時にラマン強度が約百倍程度増強されていることが観測された。3."共鳴"フォトントンネリングの観測:フォトンについても、電子と同様な"共鳴"トンネリング現象が存在することを実証した。Al薄膜をSiO_2のスッパタリング膜でサンドイッチした対称な系に、カップリング用及びデカップリング用のプリズムを配置した。ATRスペクトルの鋭い落ち込みに対応した入射角でトンネル光強度の鋭いピークが見られる。この現象は、Al薄膜の長距離伝搬表面プラズモンを介した。フォトンの共鳴トンネリングであると解釈できる。

今年，我们取得了以下成果。 1.间隙模式的直接观察：这次，我们尝试使用光谱测量直接观察细颗粒和二维表面之间发生的间隙模式的行为。通过溅射在Al表面沉积SiO_2薄膜作为间隔层，并通过气相沉积将Ag岛颗粒放置在其顶部。作为在改变间隔层的厚度的同时测量样品的反射吸收光谱的结果，观察到Ag岛颗粒的表面等离子体吸收，并且发现随着颗粒远离基底，吸收峰移动到更长的波长。铝表面。这与关于间隙模式的理论预测是一致的，可以说直接表明了间隙模式的存在。 2.长程传播模式的激发和拉曼散射增强的观察：我们使用ATR方法激发铜酞菁薄膜中的长程传播模式，并尝试测量拉曼散射的增强。在 ATR 光谱急剧下降的同时，观察到拉曼强度增加了大约 100 倍。 3.“共振”光子隧道效应的观察：我们证明了光子存在“共振”隧道现象，类似于电子。用于耦合和去耦合的棱镜放置在对称系统中，其中Al薄膜夹在溅射的SiO_2薄膜之间。在与 ATR 光谱中的急剧下降相对应的入射角处可以看到隧道光强度的尖锐峰值。这种现象是由铝薄膜中的长程传播表面等离子体介导的。这可以解释为光子的共振隧道效应。