神経系におけるガングリオシドとsrcファミリーチロシンキナーゼLynの結合

神经系统中神经节苷脂和 src 家族酪氨酸激酶 Lyn 的结合

• 批准号: 09240241
• 负责人: 笠原 浩二
• 金额: $ 1.15万
• 依托单位: Tokyo Metropolitan Organization for Medical Research
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
• 财政年份: 1997
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1997 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-09240241/
• 关键词: ガングリオシド; スフィンゴ糖脂質; srcファミリーキナーゼ; ミクロドメイン; カベオラ

申請者は神経系におけるガングリオシドの機能の解明を目的として、抗ガングリオシド抗体で免疫沈降する際に共沈してくる蛋白質の同定を試みた。ラット脳TritonX-100遠心上清の抗ガングリオシドGD3抗体による免疫沈降物に[γ-^<32>P]ATPを加えたところ、分子量53,56kDaの蛋白質の特異的なチロシンリン酸化が検出された。ペプチドマッピングおよび免疫沈降実験から、srcファミリーチロシンキナーゼLynであることがわかった。CHO細胞(ガングリオシドとしてGM3のみ発現、GM3はGD3合成酵素の基質)にガングリオシドGD3合成酵素遺伝子およびLyn遺伝子のcDNAを共発現させたところ、抗GD3抗体でLyn活性が共沈し、抗Lyn抗体でガングリオシドGD3が共沈した。抗GD3抗体はラット小脳初代培養ニューロンにおいてLynを活性化し、一過性のチロシンリン酸化を引き起こした。さらにショ糖密度勾配遠心で、ラット小脳LynおよびCHO細胞に発現させたLynはスフィンゴ脂質マイクロドメイン画分に回収された。CHO細胞にGD3合成酵素cDNAを発現させたところ、抗GD3抗体でカベオリン(マイクロドメインマーカー蛋白質)が共沈した。以上の結果から、ガングリオシドGD3はラット脳膜上のスフィンゴ脂質マイクロドメインにおいてLynと結合しており、その活性を制御している可能性が考えられる。

为了阐明神经节苷脂在神经系统中的功能，申请人试图鉴定当与抗神经节苷脂抗体免疫沉淀时共沉淀的蛋白质。当将[γ-^ 32 P]ATP添加到大鼠脑Triton的免疫沉淀物中时。肽图谱和免疫沉淀实验表明它是 Lyn，一种 src 家族酪氨酸激酶。当我们在CHO细胞中共表达神经节苷脂GD3合酶基因和Lyn基因cDNA时（仅表达GM3作为神经节苷脂；GM3是GD3合酶的底物），抗GD3抗体共沉淀Lyn活性，抗Lyn抗体共沉淀Lyn活性。共沉淀神经节苷脂 GD3。抗 GD3 抗体激活原代培养的大鼠小脑神经元中的 Lyn，并引起短暂的酪氨酸磷酸化。此外，通过蔗糖密度梯度离心，在鞘脂微区级分中回收了在CHO细胞中表达的大鼠小脑Lyn和Lyn。当 GD3 合酶 cDNA 在 CHO 细胞中表达时，caveolin（微结构域标记蛋白）与抗 GD3 抗体共沉淀。从以上结果来看，神经节苷脂GD3可能与大鼠脑膜鞘脂微结构域中的Lyn结合并调节其活性。

项目成果

Kohji Kasahara et al.: "Kinases and phosphatases in lymphocyte and neuronal signaling" Yakura H.ed.Springer-Verlag, 2 (1997)

Kohji Kasahara 等人：“淋巴细胞和神经元信号传导中的激酶和磷酸酶” Yakura H.ed.Springer-Verlag，2 (1997)

Kohji Kasahara et al.: "Association of src family tyrosine kinase Lyn with ganglioside GD3 in rat brain.Possible regulation of Lyn by glycosphingolipid in caveolae-like domains." Journal of Biological Chemistry. 272(47). 29947-29953 (1997)

Kohji Kasahara 等人：“大鼠大脑中 src 家族酪氨酸激酶 Lyn 与神经节苷脂 GD3 的关联。在小窝样结构域中鞘糖脂可能对 Lyn 进行调节。”

笠原浩二: "蛋白質核酸酵素" 共立出版, 2 (1997)

笠原浩司：《蛋白质核酸酶》共立书刊，2 (1997)