新しい分子磁性系の設計と構築

新型分子磁系统的设计与构建

基本信息

批准号：
04242104
负责人：
杉本豊成
金额：
$ 52.29万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究組織は、これまでに提案されている理論とこの重点領域研究のA03班により新たに創出される分子設計指針に基づいて、新しい分子磁性系の構築を行う。とくに、(1)遷移金属元素を全く含まない純有機の強磁性体、(2)高いキュリー温度を有する純有機フェリ磁性体、(3)局在スピンと伝導電子とが共存・相互作用する有機磁性金属、(4)有機高分子強磁性体そして(5)高いキュリー温度を有する分子性遷移金属錯体強磁性体のそれぞれの合成は、本研究の主なる目標である。本年度は本重点領域研究の最終年であり、蒸気の目標を達成すべき努力した結果、評価すべき多大な姓かを挙げることができた。すなわち、(1)については有機ラジカル結晶で新たに8個の強磁性体が、そして有機電荷移動錯体で3個の強磁性体がそれぞれ得られた。いずれの強磁性体もキュリー温度は1 K以下と低いが、種々異なる分子構造および結晶構造を有する強磁性体が得られたことで、より高いキューリ温度を達成する上での有力な指針が確立された。(2)については、スピン数の異なる2つのニトロニルニトロキシドの1:1結晶で、平均4つの対が反強磁性的相互作用することが認められた。(3)については、有機磁性金属を作成する上で有力な電子供与体および電子受容体の合成に成功した。(4)では高分子のパイ共役主鎖に硬い共役平面を有するポリ(フェニレンビニレン)を用いることにより、側鎖に置かれた複数ラジカル間に有機高分子では初めて強磁性的なスピン相互作用が観測された。(5)では、高いキュリー温度を実現する上で必要とされる架橋基の選択と金属周りの最隣接金属イオン数の増大のうち後者をとくに注目して、新たに金属錯体強磁性体の合成に成功した。これまでになく高いキュリー温度(18.6K)が見いだされた。

该研究组织将基于迄今为止提出的理论构建一个新的分子磁系统，并由该优先领域研究的A03组新创建的分子设计指南。 In particular, the synthesis of (1) pure organic ferromagnets that do not contain any transition metal elements, (2) pure organic ferromagnets with high Curie temperatures, (3) organic magnetic metals in which localized spins and conductive electrons coexist and interact, (4) organic polymer ferromagnets and (5) molecular transition metal complex ferromagnets with high Curie temperatures are the main goals这项研究。今年是该重点领域研究的最后一年，由于实现Steam目标的努力，我们能够列出应评估的最大姓氏。也就是说，对于（1），从有机自由基晶体中获得了八种新的铁磁物质，并从有机电荷转移复合物中获得了三种铁磁物质。尽管所有铁磁体的居里温度在1 K或更少时都较低，但已经获得了具有各种分子和晶体结构的铁磁体，从而建立了实现较高居里温度的强大指南。对于（2），观察到，在两个硝基氮氧化物的1：1晶体中，具有不同自旋数，其中四对是抗铁磁相互作用。关于（3），我们已经成功合成了电子供体和电子受体，这些供体和电子受体在创建有机磁力方面有效。在（4）中，通过使用在聚合物主链中具有硬共轭平面的聚（苯基乙烯基乙烯基），在放置在侧链上的多个自由基之间的有机聚合物中，第一次观察到铁磁自旋相互作用。在（5）中，我们通过专注于后者成功合成了一种新的金属复合力磁材料，这是达到高咖喱温度和金属周围相邻金属离子数量的增加所必需的。发现较高的居里温度（18.6K）。