外部刺激に応答して薬物の放出を制御するマイクロカプセルの開発

开发响应外部刺激控制药物释放的微胶囊

基本信息

批准号：
04205116
负责人：
高岸徹
金额：
$ 1.02万
依托单位：
Osaka Prefecture University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1992
资助国家：
日本
起止时间：
1992 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では、外部刺激に応答して内包物の放出を制御できる、高度に機能化された新規なマイクロカプセルとして、ポリイオンコンプレックスカプセルが有用であることを明らかにしてきた。ポリイオンコンプレックス形成は高分子電解質の電荷密度に影響されることから、カプセル調製時のpHが生成するカプセルの透過性に影響を与えるものと考えられる。そこで、平成4年度はポリイオンコンプレックスカプセルの透過性に及ぼすカプセル調製時のpHの影響について研究を行った。従来と同様の方法によって、pH7、6、および5でポリエチレンイミン-ポリアクリル酸コンプレックスカプセルを調製した。元素分析の結果、カプセル膜を形成しているPAAおよびPEIの組成は、調製pHの低下とともにPAAの含率が増大することがわかった。これはpHの低下とともにPEIの電荷密度が上がり、逆にPAAの電荷密度が下がるためと考えられる。これらのカプセル膜のフェニルエチレングリコーリ透過性を調べた結果、pH8〜2において、いずれのカプセルもほぼ同様の透過特性を示した。一方、弱酸性領域にpKaをもつイミダゾリル基を有するヒスチジン残基を結合したポリエチレンイミン-ポリアクリル酸コンプレックスカプセルの透過性について、調製時のpHの影響を調べた。これらのカプセル膜の透過性は弱酸性領域で著しい違いが観察され、pH7で調製したカプセル膜に比べて、pH6で調製したカプセル膜の透過性は著しく低いものであった。イミダゾリル基はpH7においてはプロトン化されないが、pH6ではプロトン化されることから、pH6で調製したカプセルではイミダゾリル基もイオンコンプレックスを形成するため、膜はより緻密な構造をとり、したがって低い透過性を示してものと考えられる。

这项研究揭示了Polyion复合物胶囊的有用性，因为新型高功能微胶囊可以控制响应外部刺激的包含释放。由于多子复合物的形成受聚电解质的电荷密度的影响，因此人们认为胶囊制备过程中的pH值会影响产生的胶囊的渗透性。因此，在1992年，我们对胶囊制备过程中pH的影响对Polyion复合胶囊的渗透性进行了研究。通过常规方法在pH 7、6和5制备聚乙烯亚胺酸复合胶囊。元素分析表明，随着制剂的pH降低，PAA和PEI形成胶囊膜的组成增加。这被认为是因为PEI的电荷密度随pH的降低而增加，相反，PAA的电荷密度降低。由于检查了这些胶囊膜的苯甲基乙二醇渗透性，因此两个胶囊在pH 8-2时表现出几乎相同的渗透率特性。另一方面，研究了制备过程中pH的作用，对具有咪唑基的聚二唑基团在弱酸性区域中具有PKA的聚二亚胺 - 聚丙烯酸复合胶囊的渗透性。 A significant difference in permeability of these capsule membranes was observed in the weakly acidic region, and the permeability of the capsule membranes prepared at pH 6 was significantly lower than that prepared at pH 7. Although the imidazolyl group is not protonated at pH 7, it is protonated at pH 6, it is thought that the imidazolyl group also forms an ionic complex in capsules prepared at pH 6, so the membrane has更密集的结构，因此表现出较低的渗透性。