消費者の選択データに基づく意思決定方略の推定と応用研究

基于消费者选择数据的决策策略估计及应用研究

基本信息

批准号：
22H00893
负责人：
玉利祐樹
金额：
$ 10.9万
依托单位：
University of Shizuoka
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2027-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

本研究計画は、決定方略の定量的同定法を確立し、提案手法を用いて、消費者の行動データから決定方略を推定し、購買予測を行うことを目的にしている。1. 意思決定過程における探索の系列に関して、情報モニタリング法、眼球運動測定、決定方略の計算機シミュレーションのそれぞれで得られるデータの比較を行った。結果より、選択肢毎に総合評価をする加法型の使用が求められても、他の選択肢と比較しつつ決定していることが示唆された。必要条件や他の選択肢といった基準と比較しながらの選択は容易であるが、選択肢毎に総合評価しながらの決定は困難と考えられる。本結果は、学会にて発表した。2. 決定方略の計算機シミュレーション、情報モニタリング法実験、深層学習を組み合わせ、決定方略の同定を行なった。深層学習で訓練したモデルを、情報モニタリング法実験の座標系列データに適用した。指定された方略と分類された方略の一致率は、40.18%であった。加算型・加算差型のような補償型の方略は、方略の探索方法を教示されたとしても実際にその通りに探索することができないことが示唆された。また、分離型のような非補償型の方略を指定されても、実験の参加者はより多くの情報を探索しようと試みていた可能性も示唆された。本結果は、学会にて発表した。3. 悪い意思決定を避けるという観点から、決定方略の計算機シミュレーションと情報モニタリング法による心理実験を実施し、分析を行った。結果から、分離型の決定方略は、より悪い決定を導き、最善の選択をしようとする努力が、逆に最悪の結果を招く可能性が示唆された。計算機シミュレーションと実験から、何が最も重要かを考えるといった単純な決定方略は、最悪の意思決定を回避することにつながるという結論が得られた。本結果は、国際論文誌に刊行した。

本研究项目的目的是建立一种决策策略的定量识别方法，利用所提出的方法从消费者行为数据中估计决策策略，并做出购买预测。 1.关于决策过程中的搜索顺序，我们比较了通过信息监测方法、眼动测量和决策策略的计算机模拟获得的数据。结果表明，即使需要使用综合评估每个选项的附加方法，决策也是在与其他选项进行比较时做出的。通过比较必要条件和其他选项等标准，很容易做出选择，但综合评估每个选项很难做出决定。这些结果在一次学术会议上公布。 2. 我们通过决策策略的计算机模拟、信息监测方法的实验和深度学习相结合来确定决策策略。使用深度学习训练的模型被应用于协调来自信息监控方法实验的序列数据。指定策略与分类策略的一致率为40.18%。有人建议，即使教导了如何搜索诸如加性策略和加性差异策略之类的补偿策略，也无法以精确的方式搜索它们。还有人建议，即使给予实验参与者诸如分离之类的非补偿性策略，他们也可能试图探索更多信息。这些结果在一次学术会议上公布。 3.从避免错误决策的角度出发，利用计算机模拟决策策略和信息监测方法进行心理实验并进行分析。结果表明，分离决策策略会导致更糟糕的决策，而做出最佳选择的努力实际上可能会导致更糟糕的结果。计算机模拟和实验得出的结论是，简单的决策策略（例如思考最重要的事情）可以帮助避免做出最糟糕的决策。结果发表在国际期刊上。

项目成果

期刊论文数量（24）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

カルバック・ライブラー情報量を用いた流行過程の説明

使用 Kullback-Leibler 信息解释流行病过程

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
N. Igarashi;Y. Okada;H. Sayama;and Y. Sano;村上始・高正月・川杉桂太・竹村和久
通讯作者：
村上始・高正月・川杉桂太・竹村和久

眼球運動測定を用いた多属性意思決定過程の検討

使用眼动测量检查多属性决策过程

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
Hayashi;M.;Ideno;T.;Takemura;K.;石部志歩・玉利祐樹・井出野尚・竹村和久;玉利祐樹・石部志歩・井出野尚;井出野尚・林幹也・玉利祐樹・竹村和久;井出野尚・林幹也・玉利祐樹;井出野尚・玉利祐樹・森井真広・竹村和久・岡田光弘
通讯作者：
井出野尚・玉利祐樹・森井真広・竹村和久・岡田光弘

コントラストモデルを用いた消費者の選好解析

使用对比模型进行消费者偏好分析

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
Hayashi;M.;Ideno;T.;Takemura;K.;石部志歩・玉利祐樹・井出野尚・竹村和久
通讯作者：
石部志歩・玉利祐樹・井出野尚・竹村和久

商品の感性的価格判断 ― 心的モノサシ理論による説明 ―

产品的情感价格判断——基于心理搜索理论的解释——

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
感性工学
影响因子：
0
作者：
MURAKAMI Hajime;SUNAGA Naoto;HOSHINO Takahito;TATEOKA Daiki;HIRATSUKA Sho;HARAGUCHI Ryohei;YAMAKABE Shun;TAKEMURA Kazuhisa;南知恵子;南知恵子;劉放・竹村和久;高嶋克義;竹村和久・劉放
通讯作者：
竹村和久・劉放

多属性意思決定過程における行動データと意思決定態度の関連

多属性决策过程中行为数据与决策态度的关系

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
Hayashi;M.;Ideno;T.;Takemura;K.;石部志歩・玉利祐樹・井出野尚・竹村和久;玉利祐樹・石部志歩・井出野尚;井出野尚・林幹也・玉利祐樹・竹村和久;井出野尚・林幹也・玉利祐樹;井出野尚・玉利祐樹・森井真広・竹村和久・岡田光弘;玉利祐樹・井出野尚・竹村和久;玉利祐樹・井出野尚・川杉桂太・村上始・森井真広・竹村和久・岡田光弘;森井真広・井出野尚・玉利祐樹・竹村和久・岡田光弘
通讯作者：
森井真広・井出野尚・玉利祐樹・竹村和久・岡田光弘