MS／MS及びTOFMSによる網羅分析手法の開発・評価及び東京湾底質コアへの適用

使用MS/MS和TOFMS的综合分析方法的开发和评估以及在东京湾沉积物岩心中的应用

• 批准号: 23810032
• 负责人: 頭士 泰之
• 金额: $ 2.08万
• 依托单位: National Institute for Environmental Studies
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
• 财政年份: 2011
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2011-08-24 至 2013-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-23810032/
• 关键词: 網羅分析手法; GCxGC; HR-TOFMS; MS/MS; 東京湾; 底質コア; ケモインフォマティクス; 多次元分離

環境中には,自然・人工起源の微量化学物質が無数に存在し,ヒト健康や生態系に影響を与えていると考えられる。一方で現在の化学物質モニタリング手法の多くは,一部の標的物質を高選択的に測定・評価するもの(ターゲット分析)である。最近になり,高分解能の飛行時間型質量分析計(HR-TOFMS)の開発が進み,Scanモード測定による高感度ノンターゲット分析が可能となりつつある。この測定手法により得られる複雑かつ大量の化学物質情報を効率的に解析する手法を開発・適用することで,実環境における網羅的な化学物質監視が可能となる。本研究ではHR-TOFMSのScan測定及びタンデム型質量分析計(MS/MS)によるニュートラルロススキャン(NLS)を利用した網羅分析手法を発展させ,汚染物質の歴史トレンド情報を保存した東京湾底質コア試料に適用することで,新たな分析手法の有望性と応用可能性を示す。本年度は主に,MS/MSによるScan測定とNLS及びHR-TOFMSによる精密質量のScan測定から得られる大量の信号情報を高速に処理するツールの開発に取り組んだ。これらの測定モードで定量的に分析可能とするため,まず既知物質群の標準試薬を測定し,物質固有のリテンションタイムとイオンフラグメント情報を取得しデータベース化した。続いてこのデータベースに基づきScan(NLS)測定データから,対応する化学物質のクロマトグラムピークを高速自動抽出するツールを開発した。本事業は初年度限りでの助成辞退とさせて頂いたが,引き続きこのツールを利用した際の測定精度について,従来のターゲット分析手法における測定精度と比較評価し,東京湾底質コア試料に適用することで新たな分析手法としての有望性を提示する予定である。この結果については第21回環境化学討論会にて成果発表予定となっている。

环境中存在无数天然和人造的微量化学物质，它们被认为对人类健康和生态系统有影响。另一方面，目前的化学物质监测方法大多对一些目标物质进行高选择性的测量和评价（目标分析）。最近，高分辨率飞行时间质谱仪（HR-TOFMS）的发展取得了进展，使用扫描模式测量的高灵敏度非目标分析已成为可能。通过开发并应用一种方法来有效分析通过该测量方法获得的复杂且大量的化学物质信息，将可以全面监测真实环境中的化学物质。在本研究中，我们开发了一种使用串联质谱仪 (MS/MS) 进行 HR-TOFMS 扫描测量和中性损失扫描 (NLS) 的综合分析方法，以保留东京湾沉积物中污染物的历史趋势信息。岩心样品中，我们展示了新分析方法的前景和适用性。今年，我们主要致力于开发工具来快速处理通过MS/MS扫描测量以及NLS和HR-TOFMS精确质量扫描测量获得的大量信号信息。为了使用这些测量模式进行定量分析，我们首先测量已知物质组的标准试剂，获得特定物质的保留时间和离子碎片信息，并创建数据库。接下来，基于该数据库，我们开发了一种从扫描（NLS）测量数据中高速自动提取相应化学物质的色谱峰的工具。虽然我们决定仅在第一年拒绝对该项目的资助，但我们将继续评估使用该工具时的测量精度，将其与传统目标分析方法的测量精度进行比较，并将其应用于东京湾沉积物岩心样本通过这样做，我们计划展示其作为一种新的分析方法的前景。结果计划在第21届环境化学研讨会上公布。