CD差スペクトル法による鎖状ポリオールの絶対配置決定法の開発

开发使用 CD 差异光谱测定链多元醇绝对构型的方法

基本信息

批准号：
06672123
负责人：
森裕二
金额：
$ 0.9万
依托单位：
Meijo University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

近年、微生物や海洋生物から複雑な鎖状ポリオール構造を持つ生理活性物質が、単離構造決定されている。しかし、生物活性と密接に関連する立体構造については、ほとんど未解決のままである。本研究では、「相対配置を決めることなく絶対配置を決定する」という研究命題を掲げ、我々が既に考案したCD差スペクトル法が、末端に1,2-ジオール構造を持つ鎖状1,2,4,6...ポリオールの直接的な絶対配置決定にも有効であるかどうかを検討した。1.光学活性ポリオール化合物の合成光学活性ブタン-1,2,4-トリオールを出発原料にして6-ヘプテン-1,2,4-トリオールの光学異性体4種、ヘキサン-1,2,4,6-テトラオールの光学異性体およびそれらの誘導体8種を合成した。さらに我々が開発した四炭素増炭法による1,3-ポリオール合成法を用いて、不斉炭素を3個もつ1,2,4,6-テトラオール誘導体4種を合成することに成功した。2.CD差スペクトル解析合成したモデルポリオールは、CDスペクトル測定のために2種の誘導体すなわち完全ベンゾイル体(I)と1-O-ピバロイル-2,4,..-ベンゾイル体(II)に導いた。IとIIのCDスペクトルを測定し両者の差スペクトルを求めたところ、そのコットン効果の符号が正の符号ならば2S配置、負ならば2R配置と決定できることが判明した。従って、本法は、関連天然物の立体化学の研究に対して有用な手段を提供するものである。

近年来，人们从微生物和海洋生物中分离出具有复杂链状多元醇结构的生理活性物质并确定了其结构。然而，与生物活性密切相关的三维结构在很大程度上仍未得到解决。在这项研究中，我们提出了“确定绝对构型而不确定相对构型”的研究命题，并将我们已经设计的CD差分光谱方法应用于我们研究了该方法是否也能有效地直接确定4,6...多元醇的绝对构型。 1.光学活性多元醇化合物的合成以光学活性丁烷-1,2,4-三醇为起始原料，得到6-庚烯-1,2,4-三醇、己烷-1,2,4-八等四种光学异构体合成了6-四醇及其衍生物的光学异构体。此外，我们利用我们开发的四碳1,3-多元醇合成方法，成功合成了四种具有三个不对称碳原子的1,2,4,6-四醇衍生物。 2.CD差异光谱分析将合成的模型多元醇转化为两种衍生物，即全苯甲酰基形式(I)和1-O-新戊酰基-2,4,..-苯甲酰基形式(II)，用于CD光谱测量。塔。当我们测量I和II的CD光谱并找出它们之间的差异光谱时，我们发现如果Cotton效应的符号为正，则确定为2S构型，如果为负，则确定为2S构型为2R配置。因此，该方法为研究相关天然产物的立体化学提供了有用的工具。