腸炎ビブリオの病原因子遺伝子の発現調節に関与する因子の解析

副溶血弧菌毒力因子基因表达调控因素分析

基本信息

批准号：
06670289
负责人：
西渕光昭
金额：
$ 1.28万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-06670289/
关键词：
ビブリオ腸炎ビブリオ毒素遺伝子遺伝子発現調節

项目摘要

1)腸炎ビブリオの耐熱性溶血毒をコードする遺伝子(tdh)の発現調節機構を調べるため、tdh遺伝子とレポーター遺伝子の融合遺伝子を作製した。phoA遺伝子との融合遺伝子をTnphoA法によって作製し、調節遺伝子(Vp-toxRS)が融合遺伝子の発現レベルに及ぼす影響をモニターした。腸炎ビブリオの野生株とVp-toxR変異株を比較したところ、Vp-toxRS遺伝子がtdh遺伝子の発現を促進することが示された。しかし大腸菌のバックグラウンドで、クローン化したVp-toxRS遺伝子を用いた発現系では、はっきりとした影響が見られなっかた。融合遺伝子の菌膜に及ぼす影響が懸念されたので、レポーター遺伝子としてlac遺伝子を用い、オペロン融合を形成させた。この場合、大腸菌のバックグラウンドでVp-toxRの影響が確認できたが、コンパチブルなプラスミドを利用した系ではプラスミドのコピー数に影響がでることが明らかになったので、染色体中に1コピーの融合遺伝子を導入したシステムを作製し、現在発現レベルをより正確にモニターしているところである。一方、Vp-toxR遺伝子のすぐ上流に熱ショック蛋白遺伝子を検出したので、現在この遺伝子の関与も含めて、環境要因がVp-toxRS遺伝子の発現調節を介してtdh遺伝子の発現調節をするシステムを調べている。とくにVp-toxRS遺伝子発現には、オートレギュレーションが関与している可能性が考えられるので、さらに複雑な融合遺伝子のシステムを作製して、現在この点も調査中である。2)tdh::TnphoA遺伝子の発現レベルを指標にして、大腸菌のバックグラウンドでtdh遺伝子の発現を促進する遺伝子をいくつかクローン化したので、現在これらを解析中である。

1）为了研究副溶血弧菌耐热溶血毒素编码基因（tdh）的表达调控机制，我们构建了tdh基因与报告基因的融合基因。通过TnphoA方法创建与phoA基因的融合基因，并监测调节基因(Vp-toxRS)对融合基因表达水平的影响。副溶血弧菌野生株与Vp-toxR突变株的比较表明，Vp-toxRS基因促进tdh基因的表达。然而，在大肠杆菌背景下使用克隆的 Vp-toxRS 基因的表达系统中没有观察到明显的效果。因为我们担心融合基因对细菌膜的影响，所以我们用lac基因作为报告基因，形成操纵子融合体。在这种情况下，Vp-toxR的效果在大肠杆菌背景中得到证实，但在使用兼容质粒的系统中，很明显质粒拷贝数受到影响，因此染色体中的融合的一个拷贝我们有创建了一个已引入该基因的系统，目前正在更准确地监测表达水平。另一方面，由于我们在Vp-toxR基因的上游检测到热休克蛋白基因，因此我们目前正在开发一种系统，其中环境因素通过调节Vp-toxRS的表达来调节tdh基因的表达基因，包括这个基因的参与，我正在研究它。特别是，人们认为Vp-toxRS基因表达可能涉及自动调节，因此我们目前正在通过创建更复杂的融合基因系统来研究这一点。 2）以tdh::TnphoA基因的表达水平为指标，我们克隆了几个在大肠杆菌背景下促进tdh基因表达的基因，目前正在对其进行分析。