テレメトリー法によるヒト乳児とニホンザルの音声伝達行動の比較研究
利用遥测方法比较人类婴儿和日本猕猴的声音交流行为
基本信息
- 批准号:04804069
- 负责人:
- 金额:$ 0.9万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
- 财政年份:1992
- 资助国家:日本
- 起止时间:1992 至 无数据
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
ヒトの乳児およびニホンザルが発する音声を超小型マイクロホンとテレメトリーによって記録するシステムを開発し、観察者の干渉のない状態で彼らの自由なコミュニケーション行動を研究した。観察対象にマイクロホンを埋めこんだネックレスないしはハーネスを装着し、音声情報をテレメトリー発信器によってFM発信させ、電波を受信し記録・分析した。生後6ヶ月に充たないヒトの乳児と、その母親との音声相互作用の定量的研究をこころみたところ、従来の説では乳児は生後10ヶ月をすぎてはじめて母親の発活のメロディーパターンを随意的に模倣できるようになるといわれてきたのに対し、もっとも早い場合では生後4ヶ月ですでに柔軟に自己の発声をコントロールし、特定の状況下では母親の発声にマッチングできることが判明した。またこの行為の成立に関し、母親が自らの発声の音の高さをことさら高くし、また抑揚を誇張する、いわゆる「母親語(マザリーズ)」が重要な役割をはたしていることも、分かった。次いでニホンザルの野生下での自由な音声相互作用についての観察を行ったところ、ヒト乳児にみられる模倣の萌芽的形態の行動パターンが、彼らにすでに存在することが判明した。従来言われてきたようにヒト以外の動物の発声は固定的なものであるのではなく 個体の意図によってある程度可望的に変化可能なものなのであると、結論されたヒトの乳児が言語を獲得するためのまず第一歩は 外界から耳にする言語音をまねることにある。その模倣能力が非常によくにた形式でヒト乳児とヒト以外の霊長類によって共有されていることは とりもなおさずそれがわれわれの言語習得の生物学的・進化論的基盤の存在を示唆する証拠につながっているのだと考えられるだろう。
我们开发了一种系统,使用超紧凑型麦克风和遥测技术记录人类婴儿和日本猕猴发出的声音,并研究它们在不受观察者干扰的情况下的自由交流行为。将嵌入麦克风的项链或背带固定在观察目标上,遥测发射器传输 FM 音频信息以接收、记录和分析无线电波。我们对6个月以下的人类婴儿与其母亲之间的声音互动进行了定量研究,发现传统理论认为婴儿直到10个月以上才开始自愿跟随母亲发声的旋律模式然而,在最早的案例中,早在4个月大时,人们就发现婴儿已经能够灵活地控制自己的发声,并且在某些情况下可以配合母亲的发声。研究还发现,所谓“母亲的语言”(mother's language),即母亲提高自己发声的音高、夸大语调,在这种行为的形成中发挥着重要作用。接下来,我们观察了野生日本猕猴的自由声音互动,发现它们已经拥有类似于人类婴儿模仿胚胎形式的行为模式。得出的结论是,非人类动物的发声并不像传统认为的那样是固定的,而是可以根据个体的意图进行一定程度的改变。人类婴儿习得语言的第一步是模仿语言。你从外界听到的声音。人类婴儿和非人类灵长类动物都具有这种模仿能力,这一事实证明我们的语言习得具有生物学和进化基础,可以认为这是相关的。
项目成果
期刊论文数量(6)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
N,Masataka: "Early ontogery of vocal behavior of Japanese infants in response to materual speech" Child Development. 63. 1177-1185 (1992)
N,Masataka:“日本婴儿响应母体言语的声音行为的早期本体论”儿童发展。
- DOI:
- 发表时间:
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
- 通讯作者:
N,Masataka: "Pitch characteristics at Japanese materral speech to infants" Journal of Child Language. 19. 213-223 (1992)
N,Masataka:“日语母语对婴儿的音调特征”《儿童语言杂志》。
- DOI:
- 发表时间:
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
- 通讯作者:
正高 信男: "ニホンザルの心を探る" 朝日新聞社, 211 (1992)
Nobuo Masataka:“探索日本猴子的内心”《朝日新闻》,211(1992)
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- 通讯作者:
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