π共役電子系バンドルの構築と物性
π共轭电子束的结构和物理性质
基本信息
- 批准号:15655012
- 负责人:
- 金额:$ 2.18万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
- 财政年份:2003
- 资助国家:日本
- 起止时间:2003 至 2004
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
新たなπ電子系材料の分子設計では,いかに望みの電子構造をもつπ電子系を構築し,また,いかにその分子間の配向を制御するかが鍵となる.本研究では,このうち,「分子間の配向制御」に焦点をあて,そのための分子設計として,典型元素の構造特性を利用した「π共役電子系のバンドル化」という考え方を提案する.すなわち,すでに特異な物性をもつことが明らかになっているヘテロール環を基本構造にもつπ電子系を二本あるいは三本平行にバンドル化した全く新しい分子系を設計・合成し,それらの光・電子物性をこれまでの一本鎖のπ共役電子系との比較という観点から評価することにより,この新しい分子設計の有効性を検証しようというものである.前年度はシロール三量体を鍵構造に用いたバンドル分子の合成を行った.本年度は,シロールおよびホスホールを鍵骨格として用いたπ電子系二量体を設計し,それらの結晶構造の制御の可能性について検討した.シロールおよびボスホールを鍵骨格とするH型π電子系二量体の合成と構造ヘテロールとしてシロールおよびホスホール環に注目し,これらの2,5位にチエニル基を導入したπ共役系を,それぞれの中心元素上で一連のビアリール基を用いて架橋したヘテロールπ電子系二量体を設計した.これらは,二つのπ共役骨格が平行に固定されたH型の構造をもち,ビアリールスペーサー部分の幾何構造によるπ共役骨格間の空間の制御により,固体状態での配向様式を制御できるものと考えた.一連のシロール,ホスホール誘導体は,チタナシクロペンタジエンからのヨウ素化によるジヨードブタジエンの合成とそれに続くヘテロール環形成反応をもとに合成した.得られた誘導体の結晶構造解析を行ったところ,中心元素がリンでスペーサーが4,4'-ビフェニル基である場合には,二つのH型分子が入れ子状にはまり合った二量体構造をとるのに対し,中心元素がケイ素の場合には,スペーサー部分の幾何構造により,H型分子が同一平面上で一次元にスタッキングした構造と,H型分子が直交し積み重なった構造の二種類の配向様式が可能であることが明らかとなった.
在新型π电子材料的分子设计中,关键是如何构建具有所需电子结构的π电子体系以及如何控制其分子间的取向。元素作为用于此目的的分子设计。我们利用具有三个平行束的全新分子系统的结构特性提出了“π共轭电子系统束”的概念目的是通过设计、合成和评估其光学和电子特性,并与传统的单链π共轭电子系统进行比较,验证这种新分子设计的有效性。2018年,我们重点研究了使用噻咯的束状分子的合成。三聚体作为关键结构。今年,我们设计了以噻咯和磷基为关键骨架的π电子二聚体,并研究了控制其晶体结构合成和结构杂醇合成的可能性。着眼于角色和磷杂环,我们设计了一种杂醇π电子系统二聚体,其中在2和5位引入了噻吩基的π共轭系统在每个中心元素上使用一系列联芳基桥接。平行固定的 π 共轭骨架。它具有H型结构,并且认为可以通过由碘化联芳基间隔部分的几何结构来控制π共轭骨架之间的空间来控制固态下的取向模式。它是基于多丁二烯的合成和随后的杂醇环形成反应而合成的,所得衍生物的晶体结构分析表明,当中心元素是磷并且间隔基是4,4'-联苯基时,两个H型分子。嵌套在一起然而,当中心元素为硅时,由于隔离物部分的几何结构,存在两种结构:一种是H型分子在同一平面上一维堆叠的结构,另一种是H型分子在同一平面上一维堆叠的结构。很明显,分子垂直堆叠有两种类型的取向方式。
项目成果
期刊论文数量(0)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
数据更新时间:{{ journalArticles.updateTime }}
{{
item.title }}
{{ item.translation_title }}
- DOI:
{{ item.doi }} - 发表时间:
{{ item.publish_year }} - 期刊:
- 影响因子:{{ item.factor }}
- 作者:
{{ item.authors }} - 通讯作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ journalArticles.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ monograph.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ sciAawards.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ conferencePapers.updateTime }}
{{ item.title }}
- 作者:
{{ item.author }}
数据更新时间:{{ patent.updateTime }}
山口 茂弘其他文献
超耐光性有機リン蛍光色素を用いた膜標識剤の開発と応用
超光稳定有机磷荧光染料膜标记剂的开发及应用
- DOI:
- 发表时间:
2019 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
三津山 智絵;王晨 光;佐藤 良勝;多喜 正泰;山口 茂弘 - 通讯作者:
山口 茂弘
超耐光性近赤外蛍光色素(PREX 710)による細胞壁イメージング
使用超光稳定近红外荧光染料 (PREX 710) 进行细胞壁成像
- DOI:
- 发表时间:
2019 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
佐藤 良勝;杉本 渚;ガージボウスキーマレク;山口 茂弘;東山 哲也;多喜 正泰 - 通讯作者:
多喜 正泰
特異な会合挙動と近赤外蛍光を示すアズレンによって安定化されたカチオン性π電子系の開発
开发由甘菊环稳定的阳离子 π 电子系统,表现出独特的缔合行为和近红外荧光
- DOI:
- 发表时间:
2021 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
村井 征史;阿部 幹弥;大城 宗一郎;山口 茂弘 - 通讯作者:
山口 茂弘
Phosphorus-containing fluorescent dyes for optical imaging
用于光学成像的含磷荧光染料
- DOI:
- 发表时间:
2019 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
梶原 啓司;大崎 博司;桑田 啓子;Frank Glorius;多喜 正泰;山口 茂弘;多喜 正泰;田中良來,小笠原宏亮,梶原啓司,多喜正泰,山口茂弘;梶原啓司,多喜正泰,山口茂弘;Masasyasu Taki - 通讯作者:
Masasyasu Taki
ビチオフェンジオンを基調としたπ共役系ポリマーにおける 構造異性体が物性および結晶性に及ぼす影響
结构异构体对联噻吩二酮π-共轭聚合物物理性能和结晶度的影响
- DOI:
- 发表时间:
2019 - 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:
三木江 翼;深澤 愛子;山口 茂弘;尾坂 格 - 通讯作者:
尾坂 格
山口 茂弘的其他文献
{{
item.title }}
{{ item.translation_title }}
- DOI:
{{ item.doi }} - 发表时间:
{{ item.publish_year }} - 期刊:
- 影响因子:{{ item.factor }}
- 作者:
{{ item.authors }} - 通讯作者:
{{ item.author }}
{{ truncateString('山口 茂弘', 18)}}的其他基金
分子夾雑模倣系における超分子重合の精密制御
分子仿制系统中超分子聚合的精确控制
- 批准号:
23KF0039 - 财政年份:2023
- 资助金额:
$ 2.18万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
ホウ素π電子系の新設計学理の構築と機能追求
硼π电子体系新设计理论构建与功能追求
- 批准号:
23H00295 - 财政年份:2023
- 资助金额:
$ 2.18万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
Dynamic Element-Effect Design for Unconventional Molecular Functions
非常规分子功能的动态元素效应设计
- 批准号:
22K21346 - 财政年份:2022
- 资助金额:
$ 2.18万 - 项目类别:
Fund for the Promotion of Joint International Research (International Leading Research )
合成後期における芳香族官能基化を活用した超耐光性蛍光色素のライブラリー創製
在合成后期使用芳香族官能化创建超光稳定荧光染料库
- 批准号:
20F20034 - 财政年份:2020
- 资助金额:
$ 2.18万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
有機ホウ素π電子系を用いた発光性超分子らせんポリマーの重合制御とバイオ応用
有机硼π电子体系发光超分子螺旋聚合物的聚合控制及生物应用
- 批准号:
19F19036 - 财政年份:2019
- 资助金额:
$ 2.18万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
Synthesis and Functions of Boron-Containing Planar pi-Electron Materials
含硼平面π电子材料的合成及功能
- 批准号:
18H03909 - 财政年份:2018
- 资助金额:
$ 2.18万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
有機リン蛍光色素の創製とバイオイメージングへの応用
有机磷荧光染料的制备及其在生物成像中的应用
- 批准号:
15F15761 - 财政年份:2015
- 资助金额:
$ 2.18万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
多段階物性変換が可能な機能性π電子材料の開発
开发能够多步物理性质转变的功能性π电子材料
- 批准号:
11F01337 - 财政年份:2011
- 资助金额:
$ 2.18万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
機能性有機ホウ素材料のための新たなホウ素置換基の開発
功能有机硼材料的新型硼取代基的开发
- 批准号:
09F09047 - 财政年份:2009
- 资助金额:
$ 2.18万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
ホウ素パイ電子系を基本骨格とする新規機能性分子の合成と物性
以硼π电子体系为基本骨架的新型功能分子的合成及物理性质
- 批准号:
07F07343 - 财政年份:2007
- 资助金额:
$ 2.18万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
相似海外基金
分子間相互作用による TADF 発光分子の完全水平配向と超高効率有機 EL 素子
通过分子间相互作用实现TADF发光分子的完全水平排列和超高效有机EL器件
- 批准号:
22KJ0331 - 财政年份:2023
- 资助金额:
$ 2.18万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
分子間Wacker型反応による位置選択的ヘテロ原子の導入法に関する研究
通过分子间Wacker型反应区域选择性引入杂原子的研究
- 批准号:
22K06540 - 财政年份:2022
- 资助金额:
$ 2.18万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
Momentum space chemistry by the development of a technique of imaging molecular orbitals in the three dimensional form
通过开发三维形式的分子轨道成像技术来实现动量空间化学
- 批准号:
21K18926 - 财政年份:2021
- 资助金额:
$ 2.18万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
新たな視点に基づく非水液体中での微粒子分散評価体系の構築
基于新视角的非水液体中颗粒分散评价体系构建
- 批准号:
21H01639 - 财政年份:2021
- 资助金额:
$ 2.18万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
有機半導体薄膜の構造制御を可能にする構造形成機構の解明
阐明有机半导体薄膜结构控制的结构形成机制
- 批准号:
20J10803 - 财政年份:2020
- 资助金额:
$ 2.18万 - 项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows