SNP解析による口腔白板症の疾患関連遺伝子の同定

通过SNP分析鉴定口腔白斑疾病相关基因

基本信息

批准号：
17659641
负责人：
南雲正男
金额：
$ 2.18万
依托单位：
Showa University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では口腔白板症を複数の疾患感受性遺伝子をもつcommon diseaseの1つと想定し、SNP解析のマススクリーニングに有用なGeneChipシステムを用いて口腔白板症患者および健常人口腔粘膜上皮細胞のゲノムのSNP解析および遺伝子発現プロファイルの解析を行い、疾患感受性遺伝子を同定するための基礎的検討を行った。なお、本研究は、昭和大学ヒトゲノム・遺伝子解析倫理審査委員会の承認を得て行われた(課題名:口腔白板症の発症および癌化に関わる因子の探索的検討、承認番号63号)。その結果以下のような結果が得られた。1)正常口腔粘膜および口腔白板症からのゲノムDNAおよびRNAの抽出本研究の主旨を説明して同意の得られた口腔白板症患者および健常人の口腔粘膜(両側頬粘膜、上下口唇粘膜)よりスワブで擦過して細胞を採取し、2分してDNAおよびRNAを抽出した。その結果、GeneChipシステムでの遺伝子多型の解析に必要な250ngのDNAの採取は可能であったが、遺伝子発現プロファイルの解析に十分なRNA量は採取出来なかった。そこで、RNAは生検材料から抽出することとした。2)口腔白板症における遺伝子発現プロファイルの変化。生検材料を用いて白板症病変部とその周囲の粘膜上皮の8,800個の遺伝子発現プロファイルを比較したところ、白板症では正常粘膜に比べ8個の遺伝子の発現増強、10個の遺伝子の発現減弱が見られた。その中で、特にケラチン遺伝子群、loricrinの発現増強が著明であった。3)口腔白板症患者のSNP解析約10,000のSNPsが搭載されているHuman Mapping 10K Arrayを用い、数例の白板症患者のSNPを遺伝子発現プロファイルで変化の見られた遺伝子群に着目して検討中であるが、現在までのところ特定の遺伝子を絞り込むまでに至っていない。今後例数を増やして検討を続けたい。

在本研究中，我们假设口腔白斑是一种具有多种疾病易感基因的常见疾病，并利用可用于SNP分析的大规模筛选的GeneChip系统来识别口腔白斑的口腔粘膜上皮细胞基因组中的SNP我们进行了基础研究，通过分析基因表达谱来识别疾病易感基因。这项研究是在昭和大学人类基因组/基因分析伦理审查委员会的批准下进行的（项目名称：口腔白斑发病和癌化相关因素的探索性研究，批准号63）。结果，获得了以下结果。 1)从正常口腔粘膜和口腔白斑中提取基因组DNA和RNA从已解释本研究目的并获得同意的口腔白斑患者和健康个体的口腔粘膜(双侧颊粘膜、上下唇粘膜)中提取细胞。用拭子刮取收集，2分钟后提取DNA和RNA。结果，虽然使用GeneChip系统可以收集遗传多态性分析所需的250ng DNA，但不可能收集足够量的RNA用于基因表达谱分析。因此，我们决定从活检材料中提取RNA。 2）口腔白斑基因表达谱的变化。当我们使用活检材料比较白斑病灶和周围粘膜上皮中的8,800个基因的表达谱时，我们发现在白斑病中，与正常粘膜相比，8个基因的表达增加，10个基因的表达减少。看到了。其中，角蛋白基因组loricrin的表达增强尤为显着。 3）口腔白斑患者的SNP分析使用配备有大约10,000个SNP的Human Mapping 10K Array，我们研究了几位白斑患者的SNP，重点关注显示基因表达谱变化的基因组，但到目前为止我们还没有研究过。能够缩小特定基因的范围。我们希望未来增加案例数量并继续研究。

项目成果

期刊论文数量（3）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

口腔白板症の悪性転化に関連する遺伝子の解析

口腔白斑恶变相关基因分析

DOI：
发表时间：
2005
期刊：
日本口腔粘膜学会雑誌 11巻2号
影响因子：
0
作者：
K Nakaya;HD Yamagata;N Arita;K-i Nakashiro;M Nose;T Miki;H Hamakawa;Odani T et al.;小谷岳志他
通讯作者：
小谷岳志他

化学誘発性のマウス口腔粘膜上皮異形成における上皮骨格関連遺伝子の発現変化

化学诱导小鼠口腔黏膜上皮发育不良中上皮骨架相关基因表达的变化

DOI：
发表时间：
2005
期刊：
日本口腔粘膜学会雑誌 11巻2号
影响因子：
0
作者：
K Nakaya;HD Yamagata;N Arita;K-i Nakashiro;M Nose;T Miki;H Hamakawa;Odani T et al.;小谷岳志他;磯辺友秀他
通讯作者：
磯辺友秀他