苦味および渋味感受性に及ぼす唾液中成分ならびに味覚レセプターの遺伝子多型の影響
唾液成分及味觉受体基因多态性对苦涩味敏感度的影响
基本信息
- 批准号:17658059
- 负责人:
- 金额:$ 2.24万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
- 财政年份:2005
- 资助国家:日本
- 起止时间:2005 至 2006
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
近年・苦味・甘味・うま味等の味覚レセプターが同定され、味覚に関して未解明な点を分子レベルで検討することが可能となってきた。苦味の感受性は個人によらて異なっており、例えばアブラナ科植物の苦味を拒否する集団が存在する。疫学的調査では、アブラナ科植物の摂取量が少ない集団での発ガン率が高い結果が出ている。これは、レセプターの感受性の個体差と関連している。本研究は、ヒト被験者の舌の表皮組織及び唾液を非侵襲的に採取して、そのDNAから味覚レセプターを個体ごとに解析して、苦味感受性の個人差を分子レベルで明らかにしようと企図した。併せて、関連性のある味とされる渋味感受性についても、被験者とラットを用いてその渋味の発生する機構を科学的に明らかにすることを目的とした。1)渋味受容に関する研究渋味の受容機構をラットの鼓索神経応答から検討した結果、酸性化グリシニンでは唾液中イオン成分が、タンニン酸では唾液中たん白質がそれぞれ渋味の受容に関与していることが推測された。また、酸性化グリシニン溶液では、NaHCO_3溶液の添加量に応じて応答が強くなったことから、酸性化グリシニンの渋味発生機構に唾液由来のNaHCO_3成分が大きく寄与していることが示された。2)ヒト被験者の苦味レセプター遺伝子SNP(遺伝子多型)解析本研究により、ヒトDNA調製法、SNP検出法が確立でき、左右の口腔内頬を綿棒でこすることによるサンプリングにより、SNPの検出が可能となった。PROP(プロピルチオウラシル)の感受性がTAS2R38のSNPの組み合わせ、ハプロタイプによって決定されていること、さらに、今回SNPアレルのホモ、ヘテロの組み合わせに規則性があり、集団をタイプ分けすることができた。今回、オーファンレセプターであるTAS2R55のnucleotide位置587、794、875の3つのSNPがカフェインの苦味感受性に関与している可能性が示唆された。
近年来,苦味、甜味和鲜味的味觉受体已被识别,使得在分子水平上研究味觉的未知方面成为可能。对苦味的敏感度因人而异;例如,有些人拒绝十字花科植物的苦味。流行病学研究表明,十字花科植物摄入量低的人群癌症发病率较高。这与受体敏感性的个体差异有关。这项研究旨在通过非侵入性地收集人类受试者的舌头表皮和唾液并分析每个人的 DNA 味觉受体,从而在分子水平上阐明苦味敏感度的个体差异。此外,对于被认为是相关味道的涩味敏感性,我们的目的是利用受试者和大鼠来科学地阐明涩味发生的机制。 1) 涩味感受研究从大鼠鼓索神经反应中考察涩味感受器机制,结果表明唾液离子成分参与酸化甘氨酸的涩味感受,唾液蛋白参与涩味感受假设对于单宁酸。另外,在酸化大豆球蛋白溶液的情况下,根据添加的NaHCO_3溶液的量,响应变得更强,这表明来自唾液的NaHCO_3成分对酸化大豆球蛋白的涩味产生机制有很大贡献。 2) 人类受试者苦味受体基因SNP(遗传多态性)分析通过本研究,建立了人类DNA制备方法和SNP检测方法,通过用棉花摩擦左右口腔内脸颊取样即可检测SNP拭子成为可能。对PROP(丙基硫氧嘧啶)的敏感性是由TAS2R38中的SNP和单倍型的组合决定的,而且,这次纯合和杂合的SNP等位基因的组合存在规律性,可以将群体分类。这次,有人提出孤儿受体TAS2R55的核苷酸位置587、794和875的三个SNP可能与对咖啡因苦味的敏感性有关。
项目成果
期刊论文数量(1)
专著数量(0)
科研奖励数量(0)
会议论文数量(0)
专利数量(0)
Effects of marginal zinc deficiency on NaCl preference and oxytocin secretion in SD rats.
边缘锌缺乏对 SD 大鼠 NaCl 偏好和催产素分泌的影响。
- DOI:
- 发表时间:2005
- 期刊:
- 影响因子:0
- 作者:Tomoko Goto;Hitoshi Suzuki;Hitoshi Shirakawa;Yuji Furukawa;Michio Komai:
- 通讯作者:Michio Komai:
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