近接場分光法による素励起の波動関数のイメージング

使用近场光谱对基本激发的波函数进行成像

基本信息

批准号：
17655011
负责人：
岡本裕巳
金额：
$ 1.92万
依托单位：
Institute for Molecular Science
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2006
项目状态：
已结题

项目摘要

本年度は,貴金属ナノ微粒子とその集合体に関する近接場分光イメージングを継続して行った。ナノロッドやナノプレートの長波長領域におけるプラズモン共鳴を実測する目的で,近赤外域の分光測定系を完成させ,試料測定を開始したが,これに関して新たな情報を得るには至っていない。今後解析を進め,アスペクト比の大きな金属ナノ微粒子のプラズモン共鳴に関して詳細な議論が可能になるものと考えている。球状金ナノ微粒子の凝集構造に関して,昨年度に引き続き増強電場の空間分布の近接場イメージングを行った。微粒子間空隙に増強電場が集中し,ラマン活性も同じ部位に集中していることをイメージングにより明確にし,プラズモン共鳴による表面増強ラマン散乱の機構についての実験的な根拠を与えることができた。また,微粒子を二次元的に最密充填構造で敷き詰めた試料についても増強電場のイメージングを行い,充填構造の欠陥部位で電場の増強とラマン活性が顕著になるなど,これまでに全く知られていなかった特性が明らかとなりつつある。外部との共同研究により,電子ビームリソグラフィーの技術によって基板上に作成した,設計された構造を持つ金属ナノ構造体に関するプラズモンモードの観測に着手している。現在までに,これらの構造体に関してもプラズモンモードの観測が可能なこと,二光子励起確率像では多結晶状態であることを反映してやや不均一性の大きなイメージが見られることを確認している。ディスク状の構造体については,偏光を規定した近接場透過イメージにおいて,極めて特異なモードのイメージが得られることが明らかとなり,現在解析を進めている。

今年，我们继续对贵金属纳米粒子及其聚集体进行近场光谱成像。为了实际测量纳米棒和纳米板在长波长区域的等离激元共振，我们已经完成了近红外区域的光谱测量系统并开始测量样品，但我们尚未获得任何关于这方面的新信息。我们相信，进一步的分析将使我们能够详细讨论大长宽比金属纳米粒子的等离子共振。针对球形金纳米颗粒的团聚结构，我们继去年之后对增强电场的空间分布进行了近场成像。我们能够通过成像阐明增强电场集中在颗粒间空间，拉曼活性也集中在同一区域，并且我们能够为表面增强拉曼散射的机制提供实验证据。等离子共振。我们还对细颗粒二维堆积在密堆积结构中的样品上的增强电场进行了成像，发现在堆积结构的缺陷部位，电场和拉曼活性的增强非常明显，这以前不存在的特征现在变得清晰起来。通过与外界的联合研究，我们已经开始观察金属纳米结构中的等离激元模式，这些结构是使用电子束光刻技术在基板上制造的设计结构。迄今为止，我们已经证实可以在这些结构中观察到等离子体激元模式，并且双光子激发概率图像显示出反映多晶态的轻微异质图像。关于盘状结构，已经清楚的是，可以在具有明确偏振的近场透射图像中获得非常特定模式的图像，目前正在进行分析。