地方都市における犯罪発生場面の生態学的心理学による調査研究

利用生态心理学对地方城市犯罪现场进行研究

基本信息

批准号：
17653068
负责人：
細江達郎
金额：
$ 2.11万
依托单位：
Iwate Prefectural University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份：
2005
资助国家：
日本
起止时间：
2005 至 2007
项目状态：
已结题

项目摘要

盛岡市と周辺町村を対象とし、犯罪発生場面を物的・人的環境との動的関係から調査し、その発生抑制条件を明らかにした。そのことから地方における犯罪防止対策の基礎データを分析し、今後の研究の手がかりを提供した。本年度は具体的には以下について実施した。(1)GISによる犯罪分析窃盗犯とその地理的環境要因との関連分析を継続して行い、利用形態別の建物の割合と面積に基づいてクラスタ分析を行い、町丁目ごとに特徴を把握することが可能となった。その結果、対象地域は繁華街地域、繁華街・住宅混在地域・住宅中心地域に分類され、犯罪手口との関連が明らかとなった。これまで市町村(区)単位、交番管轄単位で分析されていたが、本研究によりさらに詳細な分析が可能となるだけでなく、防犯の面でも地域特性に応じた対策の検討が可能となった。(2)防犯意識向上のための地域安全マップ作製の効果に関する調査地域安全マップの効果は被害防止能力、コミュニケーション能力、地域への愛着心、非行防止能力の向上がある。それぞれの尺度を作成し、岩手県内農村部の一小学校児童を対象に調査を実施した。地域住民を含む地域安全活動に児童が参加し、実施前・後・3ヶ月後の能力の変化を調査し、安全活動の関与の効果について明らかにした。まとめとして、地方における犯罪発生は都市およびその周辺部においては罪種とその地域の建物利用形態との関係により発生の態様が異なり、農村部においては地域住民の安全対策への関与により犯罪発生・抑制に差異が出ることが確認され、今後、地方における犯罪防止はそれぞれの地域特性に応じたきめ細かい施策が必要とされる。3年間に渡る本研究はその基礎的な資料を提供するものである。

对于莫里卡市和周围城镇，犯罪现场是从物理环境和人类环境之间的动态关系中调查的，并揭示了抑制条件。结果，我们分析了农村地区预防犯罪措施的基本数据，并为将来的研究提供了线索。特别是，今年实施了以下内容。（1）继续使用GIS的犯罪分析盗窃及其地理环境因素，基于建筑物的百分比和面积进行群集分析，并掌握每个城镇Chome的特征。结果，目标区域被归类为市区，市区，住房混合区域和以住房为中心的地区。到目前为止，尽管它在市政当局（WARDS）和警察盒管辖区进行了分析，但本研究使得可能会进行更详细的分析，还可以根据区域特征检查预防犯罪的措施。（2）调查区域安全地图对提高安全意识的影响区域安全图的影响包括预防损失能力，沟通能力，对社区的热爱以及提高犯罪性预防能力。创建了每个量表，并为伊沃特县农村地区的小学儿童进行了一项调查。儿童参加了包括当地居民在内的区域安全活动，调查了在三个月后，之后和三个月后的能力变化，并揭示了安全活动的影响。总结，农村地区的犯罪发生因罪恶与该地区的当地建筑物使用之间的关系而异，在农村地区，由于当地居民的安全措施的参与而发生了犯罪。抑制作用会有所不同，并且需要根据每个区域特征采取详细措施。三年的研究提供了基本材料。

项目成果

期刊论文数量（5）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

小学生の地域安全マップ作製活動-S小学校とH小学校の事例-

小学生地区安全地图制作活动 - S小学、H小学案例 -

DOI：
发表时间：
2007
期刊：
いわてフィールドワークモノグラフ第8号(印刷中)
影响因子：
0
作者：
佐々木薫;細越久美子
通讯作者：
細越久美子

「建物・土地の利用形態からみた地域特性と窃盗犯罪発生との関連の検討-岩手県盛岡市の3交番管轄地域を対象として-」

《从建筑和土地利用格局的角度审视地域特征与盗窃犯罪发生的关系——以岩手县盛冈市3个派出所管辖区域为对象》

DOI：
发表时间：
2008
期刊：
応用心理学研究 32
影响因子：
0
作者：
Tsuji;Ryuhei & Harihara;Motoko;辻竜平・針原素子;辻竜平;佐々木薫・李蘭・細越久美子;長澤秀利・プリマオキディッキA.・細越久美子・細江達郎
通讯作者：
長澤秀利・プリマオキディッキA.・細越久美子・細江達郎

「地域安全マップ作製活動の実践に向けた事前指導の改善と活動による効果測定の試み」

“完善区域安全地图创建活动实践的初步指南并尝试衡量活动的有效性”