異空間分解能複数衛星データを用いた広域遺跡探査に関する研究

利用不同空间分辨率的多卫星数据进行广域遗址勘探研究

基本信息

批准号：
12750487
负责人：
辻子裕二
金额：
$ 0.9万
依托单位：
Fukui National College of Technology
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
2000
资助国家：
日本
起止时间：
2000 至 2001
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究の遂行にあたり中国内蒙古赤峰の現地調査(平成12年3月から4月にかけて実施.調査には日本から本研究代表者および(株)田中地質コンサルタント田中保士,中国から中国歴史博物館遥感与航空考古撮影中心主任楊林,内蒙古考古研究所所長塔拉,STG総経理張忠良らが同行した)を実施した.また,平成12年7月に実施した研究打合せではISPRS2000(オランダ)での議論を踏まえ,香港でSTGと今後の計画を練った.以上をもとに,以下の課題についての研究を行った.(1)現地調査結果の報告と遺跡の分光反射特性の基礎的検討(日本文化財探査学会で発表)(2)リモートセンシングによる遺跡の形状検出に関する基礎的検討(土木学会中部支部で発表)(3)リモートセンシングによる発掘孔の早期検出に関する基礎的検討(土木学会中部支部で発表)(4)分光反射特性に基づく衛星データからの城壁検出に関する検討(日本文化財探査学会で発表)(5)遺跡(城壁)の劣化過程と分光反射強度との関係についての検討(日本写真測量学会で発表)(1)では現地調査データの整理を行った.(2)および(3)では,室内試験結果に基づくリモートセンシングによる遺跡調査の可能性を示した.(2),(4)では実際の衛星データ(ADEOS/AVNIR, JERS-1等)を用いて遺跡の形状(遼上京城壁)検出を行い,マセマティカルモルフォロジーに基づく境界検出式の城壁検出に対する有用性を見出した.(5)では室内試験結果により衛星データから遺跡の劣化過程をモニタリングする上での可能性や問題点を示した.

在进行这项研究时，对中国内蒙古赤峰地区进行了实地调查（2000年3月至4月进行）。调查由田中地质顾问有限公司田中靖和首席研究员进行。日本、中国历史博物馆航空考古摄影中心主任杨林、内蒙古考古研究所所长塔拉、STG总经理张忠良等陪同。此外，在2000年7月举行的研究会议上，我们根据ISPRS2000（荷兰）的讨论，与香港的STG制定了未来的计划。在此基础上，我们对以下问题进行了研究（1）报告。现场调查结果的总结和遗迹的光谱反射特性的基础研究（在日本文化遗产调查学会上发表）（2）研究利用护城河传感检测废墟形状的基础研究（日本土木学会中部分会发表） (3) 利用遥感技术早期发现挖掘孔的基础研究（日本土木学会中部分会发表）（ 4) 基于分光反射特性的利用卫星数据检测城墙的研究（日本文化财调查学会发表） (5) 遗迹（城墙的劣化过程与分光反射强度的关系研究（日本摄影测量学会发表）在（1）中，整理了现场调查数据。在（2）和（3）中，整理了城墙的劣化过程之间的关系。我们总结了使用遥感（2）和（4）使用实际卫星数据（ADEOS/AVNIR，利用JERS-1等）对遗址（辽上京城墙）的形状进行检测，我们发现基于数学形态学的边界检测方法对于城墙的检测是有用的。在（5）中，我们利用实验室测试结果从卫星数据探测废墟监测恶化过程的可能性和问题。