「外化」による自己説明の可視化を利用した学習支援システムの研究

通过“外化”实现自我解释可视化的学习支持系统研究

基本信息

批准号：
11780131
负责人：
金西計英
金额：
$ 1.41万
依托单位：
The University of Tokushima
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1999
资助国家：
日本
起止时间：
1999 至 2000
项目状态：
已结题

项目摘要

本年度は、研究の2年目に当たり総括を念頭に研究を進めた。まず、昨年度に得られた知見を基に計算機上に「外化」支援環境の実現を行った。そして、被験者にプロトタイプを試行してもらい評価を行った。実験の結果からの考察を基に、我々の提案に関して一定の有効性が認められたと考える。また,引き続き「外化」の支援を対象に研究を進めるべき課題が明らかになったと思われる。我々は、昨年度に続き「外化」のデータ収集を行った。そして、収集した事例を基に「外化」のメカニズムについてのモデルを検討し直し、修正を加えた。「外化」には対象作業を構成しているさまざまな、下位の作業の透明性が重要であることが分かってきた。そこで、外化の支援にとって「認知的な見通し」の良さが必要であることが分かった。ただし、「認知的な見通し」は作業の認知的な負荷を一方的に減らすことを目的にしているのではない。学習の支援のような場合、学習そのものに関わる負荷を軽減することはできないが、その他のソフトウェアの操作性等に関する負荷は軽減する必要があることが分かった。「外化」に関する認知的な考察を進める一方、システム開発も平行して進めた。我々が対象とする演習問題の解法過程の説明を図示する方法について検討し、本研究助成によって購入した機器を活用し、システムのプロトタイプの開発を進めた。また、これらの計算機は、認知実験の結果の収集・処理や統計的な分析のためにも用いられた。被験者を募り、システムを使用してもらい評価データを収集した。評価の結果から、我々の提案に関して、一定の有効性が明らかになった。なお、昨年度に引き続き、得られた成果を内外の論文として公開し、また国際会議等で公開した。

今年是研究的第二年，研究是带着总结进行的。首先，我们根据去年获得的知识在计算机上创建了“外部化”支持环境。然后，我们要求受试者试用原型并对其进行评估。基于实验结果的考虑，我们认为我们的建议具有一定的有效性。此外，支持“外化”需要进一步研究的问题似乎也已经明确。继去年之后，我们收集了“外化”的数据。然后，根据收集到的案例，我们重新思考了“外化”机制的模型并进行了修改。很明显，构成目标任务的各种较低级别任务的透明度对于“外部化”非常重要。因此，人们发现良好的“认知观”对于支持外化是必要的。然而，“认知视角”的目的并不是单方面减轻工作的认知负荷。在学习支持的情况下，不可能减少与学习本身相关的负荷，但已经发现有必要减少与其他软件的可操作性相关的负荷。在推进“外化”认知考虑的同时，我们还并行进行系统开发。我们考虑了一种用于说明目标实践问题的解决过程的方法，并使用本次研究资助购买的设备继续开发原型系统。这些计算机还用于收集和处理认知实验的结果以及进行统计分析。我们招募受试者使用该系统并收集评估数据。评估结果表明我们的建议具有一定的有效性。继去年之后，相关成果在国内外论文和国际会议上发表。