嗅覚系におけるアポトーシス誘導機構に関する研究

嗅觉系统凋亡诱导机制研究

基本信息

批准号：
11770973
负责人：
書間清
金额：
$ 1.47万
依托单位：
Chiba University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1999
资助国家：
日本
起止时间：
1999 至 2000
项目状态：
已结题

项目摘要

c-Fosなどのimmediate early gene(IEG)は外的刺激や薬剤などによる変性に対して最初に発現が誘導され,細胞の分裂,増殖,成長などに関与している.神経細胞の変性においても,IEGの発現が観察され,アポトーシスの誘導に関与していると考えられている.本研究では中枢神経系において唯一成長後もturnoverが起こるとされている,嗅神経系でのIEGsおよびアポトーシスの発現を観察した.方法は,中枢神経に変性をおこさせるカイニン酸の腹腔投与の後,ラット嗅神経系を用いてどのように神経細胞死誘導がおこり,それがIEGの発現とどのような関係があるかを免疫組織化学的手法を用いて経時的に調べた.嗅球においては12時間後にc-Fosの発現のピークがあり,嗅球の顆粒細胞層の顆粒細胞の核に発現が観られた.また,梨状葉皮質においても第三層の神経細胞の核に同様の発現ピークがあった.一方,嗅球におけるアポトーシスの発現をTUNEL法により検出すると,ピークは4日後で,c-Fosの発現部分と同一部に陽性細胞が観られた.梨状皮質も同様であった.発現細胞数の経時的変化は両者とも同様の推移を示した.その他のIEGs(Fos B,Fra-2,Egr-1)については統計学的に有為な変化はみられず,局在も嗅神経系のみならず他の皮質でも観られた.以上より,カイニン酸の腹腔投与によりラットの嗅神経系-嗅球の顆粒細胞層および梨状葉皮質にアポトーシスが誘導されることが確認され,また,今回観察したIEGsではc-Fosのみにピークをもつ推移が観察された.他の実験系においても,c-Fosはアポトーシスに先立って発現が観られることから,ラットの嗅神経系においても関連があると考えられる.したがってc-Fosは嗅覚系においてもアポトーシスに先だって発現しアポトーシスの誘導に関与していると思われる.

即刻早期，如 c-Fos基因(IEG)的表达首先是响应于外部刺激或药物引起的变性而被诱导的，并且参与细胞分裂、增殖、生长等。在神经细胞的变性中也观察到IEG的表达，被认为是与神经细胞的变性有关。参与细胞凋亡的诱导。我们观察了嗅觉神经系统中IEGs的表达和细胞凋亡，嗅觉神经系统是生长后唯一发生更新的地方。该方法用于腹腔注射红藻氨酸后诱导大鼠嗅觉神经系统变性，从而导致嗅觉神经系统变性。中枢神经系统如何使用 IEG 诱导神经元细胞死亡？我们利用免疫组化技术研究了表达之间的关系。此外，在梨状皮层第三层神经元的细胞核中也观察到了类似的表达峰。另一方面，用TUNEL法检测嗅球细胞凋亡的表达时，4天后出现峰值，在c-Fos表达的同一区域观察到阳性细胞。在这两种情况下，梨状皮层的细胞数量随着时间的推移显示出相似的变化。其他 IEG（Fos） B、Fra-2、Egr-1)没有观察到统计学上显着的变化，并且不仅在嗅觉神经系统中而且在其他皮质中也观察到了它们的定位。由上可知，腹腔内给予红藻氨酸可以证实细胞凋亡在大鼠嗅觉神经系统——嗅球和梨状皮层的颗粒细胞层中被诱导，在这次观察到的IEG中，c-F在其他实验系统中观察到仅在os中出现峰值的转变，也观察到c-Fos在细胞凋亡之前表达，因此认为它也与大鼠嗅觉神经系统相关。在细胞凋亡之前存在于嗅觉系统中，并且似乎参与细胞凋亡的诱导。