シアンによるイオウ転移酵素の発現誘導と解毒機序の解明
氰化物诱导硫转移酶表达并阐明解毒机制
基本信息
- 批准号:10771328
- 负责人:
- 金额:$ 1.22万
- 依托单位:
- 依托单位国家:日本
- 项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
- 财政年份:1998
- 资助国家:日本
- 起止时间:1998 至 1999
- 项目状态:已结题
- 来源:
- 关键词:
项目摘要
シアン投与時の組織特異的酵素活性及び結合型イオウ(スルファンプール)の変動ラットに対しシアン化カリウムを腹腔内投与し、一定時間後に、肝臓、腎臓、血液を採取し、肝臓、腎臓中における硫黄転移酵素3-MST、ロダネーゼ及び、基質となる結合型イオウを生成する酵素であるγ-シスタチオナーゼの活性と、結合型イオウ含量及びチオシアン酸量を測定した。結合型イオウ含量及びチオシアン酸量については血液中での変化も併せて測定した。その結果、肝臓及び腎臓中の結合型イオウは投与30分後で減少し、腎臓でチオシアン酸量の若干の増加が見られた。それに対し、2時間後、4時間後ではコントロール群との間に差が認められなかった。血中の結合型イオウ量にはシアン投与後30分で、一定の変化は認められなかったが、チオシアン酸量は、投与30分後で顕著に上昇し、2時間後で更に高値となった。この事から、シアンは投与後速やかにチオシアン酸へ解毒される事が考えられた。一方、肝臓、腎臓中のシアン解毒に関連することが予想された酵素群では、腎臓のγ-シスタチオナーゼ活性が若干上昇することが観察されたのみで、3-MST、ロダネーゼ活性に有意な変動は認められなかった。シアン投与時に認められた血中チオシアン酸レベルの上昇は、明らかにシアンが結合型イオウと反応し解毒されたことを示すが、そのチオシアン生成に匹敵する結合型イオウの消費換算量は、肝及び腎臓での結合型イオウの減少量に比べ数倍高いものであった。従って肝及び腎以外の組織での急速な解毒代謝が予想され、他の臓器での結合型イオウ量の減少及び酵素活性の変化について現在検討している。
给予氰化物后组织特异性酶活性和结合硫(硫丹池)的变化将氰化钾给予大鼠腹腔注射,一定时间后,收集肝脏、肾脏和血液以确定肝脏中的硫转移测量了 3-MST、硫氰酸酶和 γ-胱硫醚酶(一种产生结合硫作为底物的酶)的活性,以及结合硫含量和硫氰酸盐含量。还测量了血液中结合硫含量和硫氰酸盐含量的变化。结果,给药30分钟后肝脏和肾脏中的结合硫减少,并且在肾脏中观察到硫氰酸盐的量略有增加。另一方面,对照组与2小时后和4小时后的对照组之间没有观察到差异。尽管给予氰化物30分钟后,血液中的结合硫量没有观察到恒定变化,但硫氰酸盐的量在给予后30分钟显着增加,并在2小时后达到更高的水平。这表明氰化物在给药后很快解毒成硫氰酸盐。另一方面,对于预测与肝脏和肾脏中的氰化物解毒有关的酶,仅观察到肾γ-胱硫醚酶活性略有增加,而3-MST和硫氰酸酶活性没有观察到显着变化。认可。给予氰化物后观察到的血液硫氰酸盐水平的增加清楚地表明氰化物与结合硫发生反应并被解毒;结合硫的减少量比肾脏中的减少量高出数倍。因此,肝脏和肾脏以外的组织预计会出现快速的解毒代谢,目前我们正在研究其他器官中结合硫含量的减少和酶活性的变化。
项目成果
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